出版社内容情報
神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーのある秘密を知る。第二次世界大戦を背景に、その秘密をめぐり交錯する三人のアドルフの運命は? 初の一般週刊誌連載作品にして、第10回講談社漫画賞を受賞した著者後期の代表作、ついに登場! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT372~373『アドルフに告ぐ』第1・2巻収録
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
18
峠そーへー。W大陸上部長距離部門の元エースで、新聞社勤務。左翼主義者に間違われて社を追われる。早稲田大学のことですよね?2012/09/03
ATS
12
全3巻読了。ヒトラーがユダヤ人の混血であるという機密文書を巡って暗殺暴虐が繰り広げられる群像劇。人間として当然に享受できる権利や幸福が蔑ろにされる時代があったことを悲しく思い、基本的人権を獲得した先人たちの努力を有難く思うばかり。昨今、日本では権力者である国会議員が憲法改正を訴えているが非常に危険だろうと思っている。憲法は政府(権力者)というリヴァイアサンを縛ることができる道具であるのにそれを変えたいと言ってる。政治に無関心な人が増え戦前回帰しそうな雰囲気に空恐ろしさを覚えてしまう。2024/07/27
ホームズ
11
小学校の図書室になぜかこれが置いてあった良く読んでいたな~(笑)やはり面白い(笑)物語にドンドン引き込まれてしまった(笑)3人のアドルフの運命が(笑)日本で出会った2人のアドルフの友情がこれからの展開を考えると悲しいですね。2010/11/28
templecity
8
火の鳥を太古からの宇宙観を記載しているとしたら、アドルフに告ぐは第二次大戦前後を舞台とした歴史フィクションで宗教、人種問題、人間愛などの要素を絡めた壮大は雰囲気を感じる。ヒトラーが実はユダヤ人であったとは、如何にもありそうな設定で、以降のストーリー展開が楽しみである。2018/09/17
ぐっさん
5
これから何かが始まりそうなところで終わった2018/06/10
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