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出版社内容情報
幼い頃に出会った精霊キジムナーが、今の自分に伝えようとしているメッセージとは? 紛争停止を求めて戦う外交官を描いた前後編も!
バカ正直な公認会計士・正悟の隣にはいつも、沖縄に伝わる精霊・キジムナーがいる。言い伝えとは違い、悪い人間を絞め殺して食べてしまう正悟のキジムナーは、なぜ彼の前に姿を見せるようになったのか? 神秘の島・沖縄で、森羅と立樹が彼の思い出に迫ってゆく――。紛争停止を求めて小国の外交官が立ち上がる大スケール前後編「ホリデー」含む全3編を収録!
【著者紹介】
1997年から「マガジンGREAT」にて『Q.E.D.ー証明終了ー』を連載開始。『Q.E.D.ー証明終了ー』の連載と並行するかたちで、2005年から「月刊少年マガジン」にて『C.M.B. 森羅博物館の事件目録』の連載が始まり、現在に至る。その他、代表作に『ロケットマン』などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
10
前後編のホリデーはかな大きなメッセージ性を持ったいい作品でしたね。立樹の言うとおり、今の戦争をしっかり報道していないのに戦争を知らない人が増えたというメディアにもおかしいと思いますし、確かにちゃんとそういったことを理解は出来ていない自分に反省です。2015/12/15
十六夜(いざよい)
10
「キジムナー」自分にだけ見える妖精=過去の刷り込み。カタツムリは食べれない…。「空き家」木嶋さんが根っからのいい人そうでちょっとほっこり。「ホリデー」内戦の絶えない現在に警鐘を鳴らすかのような作品。安保理の構造は初めて知りました。こうなればいいなと思わされるラストでした。2015/03/08
ぽっぽママ
8
「キジムナー」人間の記憶について 「空き家」実際隣のアパートに住んでいる人の名前すら知らないこともある。最近は表札も出さない家も多いし。 「ホリデー」国連や常任理事国についてその役割が少しわかった気がする。学校で習っただけではその外交がからんだ役割まで理解できない。 それぞれ全然違う分野d面白かった。2015/02/21
yk
6
なかなかいい巻でした。ホリデーで「日本のテレビは・・・今の戦争をちゃゆと伝えればいいんじゃないの?」って皮肉ってるのもよかった。キジムナーみたいなのが僕のそばにもいてほしい。2018/05/28
めりー
6
戦争の話はなんだか深く考えさせられた。2015/02/28