感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nasuka
0
八雲とルルはすっかり人気のなくなった町を彷徨う。人は地下で生活をし、破壊神、鬼眼王から生きる希望を奪われていた。それでも、なお龍さんのような術師たちは八雲や三只眼に希望を託し、戦っていた。久しぶりの美星の登場はこんな暗い場面でも明るい気持ちにさせてくれる。操られていた三只眼も除虫符のお陰で元に戻るのだけど、そのときに八雲が三只眼を抱き締めるのだけど、三只眼の「馬鹿」という言葉に愛情を感じる。依子とフィズの二人がいいです。「心は悲しみに弱い。気をつけないと慢性化して伝染する」って言葉は深い。 2013/06/12
-
- 和書
- スターダスト・リバー