内容説明
受験生&『源氏』入門者必読、古典入試出題率No.1の『源氏物語』が名作マンガ『あさきゆめみし』+原文・現代語訳×解説・練習問題の3ステップで、わかりやすく、おもしろく、覚えやすく、すらすら読み解ける。
目次
第1章 彷徨う光源氏(更衣入内―桐壼;強まる迫害、深まる寵愛―桐壼;光源氏元服―桐壼 ほか)
第2章 栄達する光源氏(住吉詣で―澪標;明石の姫君の将来を案じる―松風;姫君を紫上に託す―薄雲 ほか)
第3章 苦悩する光源氏(光源氏、女三の宮降嫁を受ける―若菜・上;眠れぬ紫上―若菜・上;柏木、女三の宮を見る―若菜・上 ほか)
著者等紹介
大和和紀[ヤマトワキ]
1966年「週刊少女フレンド」でデビュー。以来、女性マンガの第一人者として活躍中。1979年~’93年に描いた『あさきゆめみし』は、『源氏物語』を独自の視点で描き、“大和源氏”と呼ばれ、累計1600万部を超える大ヒットとなっている
伊藤義司[イトウヨシジ]
1969年、東京生まれ。明治大学大学院で、『源氏物語』を研究。現在、四谷学院で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵具巻
2
文京区立真砂図書館で借りました。2015/04/03
はなうさぎ
2
良書。しっかりした解説がついていて、「あさきゆめみし」を読んでいる人や、読んでなくても源氏物語が好きな人なら、とても楽しめる。しかし、高校生が読むとすると、たぶん、古典が得意で興味もある人でないとキビシイかも。そういえば、「まろ、ん?」や受験国語の出口氏・板野氏などの源氏物語に関する本がよく売れていて、それらの本は私にはかえってよくわからないのだけれど、古典キライ、点がとれればいい、という高校生向けにはそちらがいいのかもしれない。 2014/09/15
bakumugi
2
あさきゆめみし、あー懐かしい…。嫁に行くときオフって後悔している本の一つ。学生時代「はじめに文法学習ありき」の古文の授業が大嫌いだった私の古文の教科書は漫画「あさきゆめみし」、「桃尻語訳枕草子」、岡田嘉夫さんの挿画が美しい「小倉百人一首」。成績には全く貢献しなかったけど(笑)。話が逸れた。この本だけで全体像を掴むのは難しそうだが、源氏物語に興味を持つきっかけ本としては上出来。この本で惜しくも省かれている名シーンがいっぱい。漫画を再読したし!2014/06/08
さら
1
『あさきゆめみし』を先に読んだ方が話の流れはつかみやすいかも。源氏物語の文法、その他諸々の総まとめとしてはいいと思った。もう一度受験までに読みたい。2011/09/06
kei
0
受験生にお薦め2008/05/31