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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
34
副題『キミのために、強くなる』は、気恥ずかしいんだけどストレートに心に響きました。時空を越え飛び散った記憶のカケラを求め、訪れた1つめの世界・阪神共和国。心の強さによって階級分けされた『巧断(くだん)』と呼ばれるものが憑く世界。表紙で小狼君と一緒にいるのが巧断『炎を司るもの達の主』。大阪ならではの(いや、大阪ってわけじゃないんだけど・笑)脇役達のノリツッコミと、少年誌ならではのバトル展開が面白いです!「目が覚めた時、最初に見るのは小狼だね」記憶の中のさくらの満面の笑顔が・・・・切な過ぎる巻でもありました。2010/12/19
ソラ
26
思い続けている人からあなた誰?って言われるのはつらいだろうなー。覚悟はしていたとはいえ2012/12/23
Masako Karasawa
25
目覚めて一安心したけど。。。小狼切なすぎる~(/_;)小狼強いなぁー。。。心も体も☆頑張れー(*^_^*)2013/02/13
合縁奇縁
24
阪神共和国編。阪神共和国でさくらの羽根を探す小狼達。そこで小狼達はこの国の人間には皆「巧断」と呼ばれるものが憑き、戦いの手段となることを知る。阪神共和国でさくらの羽根を探す小狼達。巧断キャラは「魔法騎士レイアース」に出てきた三魔神。表紙のレイアースがかっこいい。記憶の羽を取り戻した小狼へのさくらの残酷な一言「あなただぁれ?」は辛いな。そんな小狼に「泣きたい時に泣ける強さもあると思うよ」とさりげなくフォローしてあげるファイが良いな。2019/01/17
カナン
20
全ての記憶を失ったサクラ姫を助けるために、自分の悲しみや孤独な心をぐっと抑え込んで、必死に姫の記憶の翼(カケラ)を探して駆けまわる小狼。なんだかんだでそれを見守る形になっているファイと黒鋼。大好きで大事な人に自分の存在を忘れられるという現実は、まだ幼い少年にはきっとあまりに辛くて重すぎる。この巻は最後の大人二人の静かなやりとりがいいです。「けど泣きたくなきゃ強くなるしかねぇ」と云う黒鋼と、「でも、泣きたい時に泣ける強さもあると思うよ」と返すファイ。うん、この二人も本当はとってもあったかくて優しいんだよね。2014/06/20