感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まきまき
1
目を疑った。これは、2011年の記録ではないのか・・・ 1983年5月、日本海中部地震。秋田を襲ったマグニチュード7.7の地震と、それに伴う10メートルを越える大津波の記録である。白昼に起きたこの津波は、海岸で磯釣りを楽しんでいた多くの釣り人を巻き込み、大きな被害を出した。「地震の後には津波が来る」という可能性を知らなかったために被害が拡大したと考えた主人公は、この教訓を残すため、生存者や遺族に取材を始める。生と死の分かれ目は本当に紙一重だ。磯釣りの際にはラジオなどを携帯して情報を得ることを勧めている。2017/05/05
brink
0
津波から九死に一生を得た人たちの体験談集。命拾いした人とそうでない人の差はやはり予備知識と…運だろうか。2010/05/18
Tomonori Yonezawa
0
【unlimited】東日本大震災後、某所で防災担当になってた頃にそんなマンガがあることを知る。何か得るものあるかなとkindlerになってタダ読み。表紙が違うんで再版かもしれないが中身は同じであろう。で、感想は、これはドキュメントなのかもしれないが、東日本大震災クラスを経験後に読むとフィクションになってしまう。町そのものが無くなってたからね。地面掘れば死体が出てきたし。津波の規模が違いすぎて参考にならんというのが正直な感想。2019/04/07