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出版社内容情報
普通の男・坂本の自宅には地下室があり、ワケあり少女との奇妙な共同生活を営んでいた。新鋭が描く予測不能のクライムサスペンス。
ヘルプデスクに9時・5時で勤める一見普通の青年・坂本。彼の自宅はひっそりとした郊外の一戸建て。そこには厳重に施錠された地下室があり、ワケあり少女との奇妙な共同生活が営まれていた。『松濤一家殺人事件』、『闇サイト』、『誘拐』、『筆談』──キーワードが導く異常な真実とは? コミティアで活動を続けてきた新鋭ウチヤマユージが、誰にも似ていないタッチで描く“日常系クライム・サスペンス”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わち ⊱^>ω<^⊰ฅ
6
少女誘拐の話は最近、読む機会が多いですが とってもストレートで気持ちが良い。セリフが少なくサクサク。もう1つの作品も…なんともミイラ凄い! あと猫ちゃんを虫にする感性すごく好き。良い一冊に出会えました。 2017/09/12
猿兎
2
一気に読めてしまって、読み終えたら寂しくなるくらい良かった。あと2編くらい欲しかった。少し奇異なテーマを扱っているけれど、すっと入ってくる。参考資料も興味深かった。2015/06/30
チョコろん
1
3年前に発生した一家惨殺事件。長女のみ失踪していたが、時間を経た今、事態は意外な展開を見せる。---構成が新感覚の作品。仲良しに見える青年と少女。少女は頻繁におしゃべりするけど、青年はすべての言葉を筆談で返す。しかし青年は、失語症なわけではなく、テレオペとして生計を立てる身。だんだんと二人の間柄が妖しく見えてくる。その後の事実が明かされる展開には引き込まれました。表現によってはキモく見えるだろうエンディングがとてもハッピーに思えるのは著者の力量だろうな。短編も悲しい結末だけど、心が何故か温まってくる良作。2016/09/11
みきこ
1
帯に色々書いてあるキーワードに惹かれて購入したんだけど、絵柄もあってかそれほど強烈ではなかった。さらっと読ませてしまうのは作者のセンスの良さなのかもしれないけど。コミティアっぽかった。2015/07/16
kasukade
1
同人作家だとよくわかる内容?かなり変化球で面白いというかオチがないような話が多く、そこに同人らしさを感じる。だから何?って感覚に苛まれる。この話作りのセンスがオモシロイ2015/07/05