- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(中高生・一般)
- > 講談社 KCDX
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
29
モコナが世界の創造主だった。モコナは、イーグルと光に柱になるための試練を与える。新しい柱に決まったのは光。負けてしまったイーグルは、一緒に連れて帰ることが出来ないと言うモコナ。己を犠牲にしようとしたイーグルをも救おうとする光。光は柱の制度を無くし、セフィーロの変革を望んだ。最後まで光は鈍感だった。ランティスもイーグルも不憫で可哀想。ランティスが光に恋をする過程は全く分からなかったけど。いつの時点でランティスは光のことが好きになったんだろう。風とフェリオは良い雰囲気。恋愛要素をもっと入れて欲しかった。2019/01/23
うなぎ
21
1で後味悪かったのが、今巻でしっかりきっちりハッピーエンドにしてくれてありがたい。子供の頃は1の方がワクワクして、2のことは殆ど覚えてなかったけど、今になって読むと2のテーマは凄く良いなぁ。主人公3人がとても良い子ばかりだから、本当幸せになって欲しい。2020/11/15
緋莢
14
セフィーロへと侵攻するオートザム、ファーレン、チゼータの三国。そんな中、オートザムの最高司令官イーグルが、ファーレンとチゼータの“道”を抑えた。侵攻してきた国の作った道に入れないはずの光が魔神と共に突入した。道の中で光とイーグルが邂逅するが・・・2014/06/08
幸音
8
モコナのあれこれに驚くしかない。風の気づきがなければ、気づかなかったな。柱になるための試練を、あのか弱いエメロード姫は乗り越えたの?とか疑問を抱いた。風とフェリオがラブラブでおいしい。ナチュラルに王子様なフェリオ素敵。海も光も鈍感だなぁ。これは男性陣が引き続き頑張らないと(笑)でも風や海のエピソードと違って、ランティスが光に恋をする過程が大雑把な印象があって薄い気がする。あの不憫な感じは可愛くて好きだけど。でも少女漫画なんだから、もう少し恋愛要素も濃かったら良かったと思う。2014/08/16
ちょり
6
やっぱり光だった。イーグルも呼ばれるとは思わなかったけど。己を犠牲にしようとしたイーグルをも救おうとする光。仲間のために共に戦おうとする海と風。人は1人じゃ生きられないというテーマの物語だった。最終的にカップルがたくさんできてたのもそういう意味かな。CCサクラもそうだったけど、最後まで読んだ時に物語のテーマがわかり、改めて最初から見直してみると一貫してテーマが守られていたと感じられる。何気無いシーンでもそれが見られた時CLAMPのすごさを実感する。2015/02/27