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出版社内容情報
『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。
1 ~ 2件/全2件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
47
エウメネスの人生が語られる。バルバロイに生まれ貴族として育ち、再び奴隷階級へ。史実のエウメネスは前半生が不明であり、奴隷としての出自を持つという設定も著者の創作ではあるようだが貴種流離譚のようなアップダウンの激しい人生が神話的な雰囲気を演出しており、貴族だった時は『人にはない才能がある』程度だったエウメネスの特異性がさらに強調されだしている。一巻ではまだ導入という印象が拭えなかったが、二巻になってようやく物語が大きく動き出したという印象を受けた。ここからエウメネスの人生がどう動いているのか興味は尽きない。2015/08/18
kokada_jnet
43
エウメネスが育てられた義理の家庭での物語。義理の兄は実在の人物で、この後も登場するようだ。2024/02/10
kanon
36
続いて二巻。めちゃくちゃ先が気になったので。一巻と二巻を跨ぐ話になっているのが、ただのエウメネスたちが上級生にリンチされるっていう話なんです。何話も何話もそれが描かれる。こんなもの気になってたまるか!...と普通だったら思うのだけれど、めちゃくちゃ気になってしまったのですwそしてこの巻でエウメテスにとっては確実に転機となる出来事が起こる。完全に理不尽だよなあ。やっぱりどの時代でもああいう場では汚いやつがいるもんだ。子供に本気で寄ってたかってなにが楽しいんだか。でもエウメテス、開き直ってて凄い。次巻に続く!2012/08/24
Die-Go
35
エウメネスの運命はここから歯車が狂い出す。良家の坊っちゃんだったはずが、奴隷の立場へと落とされてしまう。この環境からいかに逃れていくのか。★★★★☆2022/04/10
exsoy
35
再読。ヒエロニュモスは家長が継ぐ名前みたいなものと理解した。スキタイ人って奴隷になりそうもない気性に見えるんだけど。2016/07/02
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