講談社ノベルス<br> 書物紗幕(ル・リドー・ド・ガズ)

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講談社ノベルス
書物紗幕(ル・リドー・ド・ガズ)

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  • サイズ 新書判/ページ数 182p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062990066
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

五島列島の旧家に400年前から伝わる稀覯本の鑑定のため招かれたル・シャスールとミスター・クラウン。二人の因縁が明らかに!

書物シリーズ完結!

「この髪の銀にかけて、彼を破滅させる責務があるのです」
明かされる宿敵・書物偽造師(ミスター・クラウン)との因縁。
そして書物狩人(ル・シャスール)の最期――!?

世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない
秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、
あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人(ル・シャスール)。
長崎県五島列島の旧家に伝わる「呪いの書物」の
鑑定のために招かれた書物狩人と書物偽造師(ミスター・クラウン)。
彼らが島に着いた深夜に、旧家の家族が殺害される。
書物に宿る祟りなのか?
そして因縁の二人に最後の戦いが――。

内容説明

世に出れば、国を、政治を、歴史を揺るがしかねない秘密をはらんだ本を、合法非合法を問わず、あらゆる手段を用いて入手する、書物狩人。長崎県五島列島の旧家に伝わる「呪いの書物」の鑑定のために招かれた書物狩人と書物偽造師。彼らが島に着いた深夜に、旧家の家族が殺害される。書物に宿る祟りなのか?そして因縁の二人に最後の戦いが―。

著者等紹介

赤城毅[アカギツヨシ]
1961年、東京都生まれ。98年、『魔大陸の鷹』(三部作)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

38
隠れキリシタンの信仰とノストラダムスの預言書と称される書物。救いようがないことと却って裏目に出てしまった思惑が虚しいです。今巻では、ミスター・クラウンも書物狩人も書物にまつわる謎めいた経歴の持ち主ではなく、感情や過去を持った一人の人間として登場していたのであのようなラストは納得いきません・・・。2014/03/11

みっちゃん

24
ええっ!余りにあっけない幕切れ。こんな終わりかたってありですか?ホームズとモリアーティ教授のように、いつか復活して!ル・シャスール!2015/02/04

KAZOO

19
久しぶりの書物狩人シリーズです。今回は日本が舞台でしかも最後は宿敵と一緒に姿を消す、という結末になっています。このシリーズのほかのところでも書いたのですが、筆者はシューロック・ホームズシリーズを全体的に考えているのではないかと思われます。短篇シリーズといくつかの長編があり、しかも宿敵があって最後は両者ともライヘンバッハならぬ東シナ海に消えるということです。またどのように出てくるのでしょうか?2014/04/01

きらら@SR道東民

15
シリーズ8作目で最終巻となってしまいました。書物狩人と書物偽造師、因縁の二人の最後の戦い・・・。書物狩人の思いはまだ伝わりきれていません。ホームズがライヘン・バッハの滝から生還したように、彼も戻ってくる事を信じています。2014/05/28

みろ

14
今回は本の蘊蓄が少なくて残念。しかもあの2人があんなことで死ぬとは思えない。ジュージツでもバリツの達人でもなんでもいいので、3年後くらいの設定でしれっと帰ってくると信じてます。2014/06/27

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