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出版社内容情報
「ひらめき」をもたらすキーアイテムは「お酒」だった!!
人間の脳にはまだ解明されていない「可能性」がいくつもあります。
「ひらめきの瞬間」もそのひとつ。何の伏線もないところから、突如湧き出すアイデア、流れ出す思考……。脳科学者である著者は、この「ひらめき」を生む環境、条件というものを研究し、意図的に発生する方法を探求してきました。その結果、導き出されたヒントがあります。それは脳がある状態になり、ある脳波を発しているときに「ひらめきの瞬間」が訪れるということ。
それはいつかというと――飲酒中の脳の状態です。
ただし、単にお酒を飲めばいいというものではありません。脳の思考回路がスムーズに動き出すいくつかの条件が整うことにより、人間の脳はひときわ輝きだす=ひらめくことができるのです。
この高められた意識状態を「ステイタスブレイン」と呼びます。
ステイタスブレイン――この画期的な説の裏づけは、ぜひ本書で。
内容説明
プレミアムウイスキーの香りはなぜひらめきを呼ぶのか。脳が驚くほど円滑に働き始める瞬間。思考回路が驚くほどスムーズに動き出し、意識がひときわ輝き出す瞬間。そうした高められた意識状態を『ステイタスブレイン』と呼ぶ。
目次
第1章 ステイタスブレインとは何か(発達脳科学の現場から;まどろみからほろ酔いへ)
第2章 羽仁進vs.大井静雄ステイタスブレイン検証対談(酒の力夢の力;2+2=4だろうか;遠い愛;酒と芸術)
第3章 ステイタスブレインが私たちに何をもたらすか(ステイタスブレインの条件;対話の果実;ステイタスブレインの可能性)
著者等紹介
大井静雄[オオイシズオ]
1947年兵庫県生まれ。1973年神戸大学医学部卒業。1975~1980年米国ノースウエスタン大学医学部脳神経外科レジデンシーを修了し、神戸大学医学部脳神経外科講師、ドイツ・ハノーバーノルトシュタット病院脳神経外科永続客員教授、東海大学医学部脳神経外科助教授、東京慈恵会医科大学脳神経外科教授を経て、現在ローリエット・インターナショナル・ユニバーシティーズ健康科学アジア代表学長、聖トマス大学教授、ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所教授(兼任)も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。