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冠婚葬祭の歴史―人生儀礼はどう営まれてきたか

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784880653501
  • NDC分類 385.02
  • Cコード C0039

出版社内容情報

人生の節目ごとに行われる様々な儀礼。例えば安産祈願、お宮参り、初節句や七五三、成人式、夫婦となる結婚式、厄除けや長寿を祝う喜寿米寿、そして死に際しての葬礼儀礼などである

しかし地域共同体を基盤として成立していた儀礼の数々が、生活様式の変化からその概念も大きく変容し、「なぜ儀礼をするのか」といった根拠が問われている。
本書は冠婚葬祭の歴史を社会の生活、文化、信仰意識の変化の観点からたどり、日本の「儀礼文化」がいかなる変遷を遂げてきたかを学問的研究から踏まえ、豊富な図版を交えながらわかりやすく解説する。

<誕生と年祝い>
生まれ来る母子の無事を願って/出産の変化と儀礼の変化/出産後の儀礼/七五三/大人になるということ 成人式/厄日と記念日
<夫婦となる>
古代の御礼儀式/婿入婚から嫁入婚へ/江戸時代の婚礼/神前結婚式/戦後の結婚式/結婚式の現状
<死と葬儀>
社会の変換装置とは/葬送の歴史/通夜/葬儀と宗教/葬列から告別式へ/葬儀後の供養/葬儀社の誕生/ハードからソフトへ/葬祭の産業化/葬儀サービスの多様化/未来を目指すための変化
<記憶の中へ>
墓と火葬/公園墓地の成立/先祖を祀る/墓地の継承と永代供養墓/散骨・樹木葬/自己決定と終活/仏壇と手元供養

目次

冠 誕生と年祝い(生まれ来る子と母の無事を願って;出産の変化と儀礼の変化 ほか)
婚 夫婦となる(古代の婚礼;婿入婚から嫁入婚へ ほか)
葬 死と葬儀(社会の変換装置とは;葬送の歴史 ほか)
祭 記憶の中へ(墓と火葬;公園墓地の成立 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソノダケン

2
歴史において儀礼がいかに変遷したかを学問的に追いながら、現代のそれを大らかに肯定もする。冠婚葬祭の基盤自体が揺らいでいることからも目を逸らさない。文章も図版も充実の良書だった。2015/01/06

海戸 波斗

0
大好きな資料の手が届く歴史もの。流行に乗るか?もしくは自分が納得出来ればオッケーなのね。時代は変わってくのよ。変わらなきゃ私。2014/12/23

Jimmy

0
結婚式の歴史なんて興味深い。新郎の履き物を隠しちゃって、帰れなくして翌朝餅を食わせる なんて風習があったとか!2023/10/20

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