講談社文庫<br> やりたいことは二度寝だけ

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講談社文庫
やりたいことは二度寝だけ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062937184
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

地味でもアホでも、生きてゆけます。昼は会社員、夜は小説家の超・庶民派芥川賞作家による“地味おもしろい”脱力系の初エッセイ集!毎日アッパッパー姿で会社に行き、仕事の合間に1.5Lの紅茶を飲み、帰りは商店街をふらふら歩く。検索やノート集め、炭水化物、サッカーをこよなく愛し、からあげ王子に思いを馳せ……。日々のささやかでどうでもいい出来事を“マヌケ面白い”視点で綴る、超庶民派芥川賞作家による脱力系初エッセイ集。

1 今週の検索
ご自由に、の私的実態
今週のライフハック( 貧)
再犯の恐れ有り
子育てもったいない
パン・アンド・ミー
まぶたのバチバチ
アッパッパーの狡猾
米粉と鉄分の蜃気楼
憂い顔のニューフェイス
小学生と選挙
中央分離帯のスズムシ
個人的な歳時記
友達がいなさそう?
判断が難しい気温
大人とお片付けの歌
高嶺の葉っぱ
苦悩の実況
ユニークな防衛システム
すき焼きに追われる
マルチーズの正体
「働く私はみにくい」
いっそ妖精ということで
2 まぬけな日々
花見への情熱
会社員はカナリアか?
体は古くなる
ある部屋の歴史
石切さん
お茶屋と文筆業
無理してるクリスマス
成長はなくとも豆知識は増える
いい鍋と塾通い
走るモラトリアムとしての新幹線
とても幸せな箱のこと
飛ばない蝶、ふれあう甲虫
求む、ぽっちゃり神様
商店街の鑑賞
厄年との付き合い始め
栄光、凋落、筆圧
3 まぬけな日々の楽しみ
小心者の信心
極私的「お茶の時間」
ノートハンターの告白
ノートハンターの報告
養命酒とスペイン語
何者なのだアレックス【「まいにちスペイン語 エリのドキドキ☆スペイン留学」の感想】
ドラクエとわたしの二十年
ピクサーの三本
野球をする子が歩いて行く
二〇一〇年W 杯に向けて
サンマルコの包容力
4 作家で会社員
ショッピングモールの探索
なんとなくの旅はつづく
数珠のようなものと弟
北京五輪の夏にやっていたこと
からあげ王子
本屋さんと話す楽しみ
こんなはずではなかった
小説には書けない好きな言葉
「女が働くということ」に関する原稿
芋美と幸子│
あとがき
文庫版あとがき
解説 藤田香織


津村 記久子[ツムラ キクコ]
著・文・その他

内容説明

毎日アッパッパー姿で会社に行き、仕事の合間に1.5Lの紅茶を飲み、帰りは商店街をふらふら歩く。検索やノート集め、炭水化物、サッカーをこよなく愛し、からあげ王子に思いを馳せ…。日々のささやかでどうでもいい出来事を“マヌケ面白い”視点で綴る、超庶民派芥川賞作家による脱力系初エッセイ集。

目次

1 今週の検索(ご自由に、の私的実態;今週のライフハック(貧) ほか)
2 まぬけな日々(花見への情熱;会社員はカナリアか? ほか)
3 まぬけな日々の楽しみ(小心者の信心;極私的「お茶の時間」 ほか)
4 作家で会社員(ショッピングモールの探索;なんとなくの旅はつづく ほか)

著者等紹介

津村記久子[ツムラキクコ]
1978年大阪府生まれ。大谷大学文学部国際文化学科卒業。2005年『マンイーター』(『君は永遠にそいつらより若い』に改題、ちくま文庫)で第21回太宰治賞を受賞し作家デビュー。’08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』(角川文庫)で第30回野間文芸新人賞、’09年『ポトスライムの舟』(講談社文庫)で第140回芥川賞、’11年『ワーカーズ・ダイジェスト』(集英社文庫)で第28回織田作之助賞、’13年「給水塔と亀」で第39回川端康成文学賞、’16年『この世にたやすい仕事はない』(日本経済新聞出版社)で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

91
脱力系のエッセイですね。何気ない日常をゆるく且つユーモラスにつづっていると思いました。どうでもいい出来事なのかもしれませんが、共感したりするんですよね。斬新な視点で語っているのが楽しかったです。2019/01/27

papako

78
楽しかった!津村作品は、好きとまぁまぁが半分ずつくらいかな。いや、好きの方が多かった。そんな津村さんのつれづれが読めるエッセイ。会社の裏紙でメモ作るとか!私も好きだったなぁ。私はノリで背をつけてたけど。すごく真面目でドラクエと紅茶とサッカーを愛する津村さん。また、作品読みたくなりました。2019/02/13

shizuka

74
津村さんの心地よい「ゆるゆる加減」が思う存分味わえた。津村さんご自身はいつも精一杯、後がない気持ちで文章を書かれているそうだが、そんな緊張感など微塵もなく、色々あるけどなんかやってますよ〜という人生スタンスが感じられ、読み手も暢気な気持ちで対峙できる。忙しい現代、疲れた時にはうってつけである。まだ全てではないが津村さんの著書を読んできて、こちらのエッセイを読むとああ、あの小説の裏側ってこうなんだとか、あの小学生って津村さんの子供時代のことだったんだとかが分かり、大変お値打ち。ユルさに救いが隠された1冊。2018/02/23

aoringo

68
まずタイトルにものすごく共感。寝る前に少しずつ読むお楽しみにしていた。話題も豊富で、裏紙でノートを作ったりドラクエだったり、会社員との兼業作家の時の話もあって興味深かった。ゆる~いエッセイとのことだが、意外と色々なことに結構こだわりがありそうで、こんなこと考えて小説が生まれているんだなって、小説のネタ帳を読ませてもらったような気持ちにさせてもらえた。2018/09/12

Kumiko

52
過去に単行本で読んだが、書店で文庫本になってるのを見つけてしまい買わずにはいられなかった…。思えば津村作品の初読みがこれでした。初読みの時のこの人の面白さに気付けなかった自分のバカ!今回は寝る前の布団の中でゆっくりと楽しみながら数週間かけて読了。「今日も津村さんのエッセイを読みながら眠りにつける!」と思う幸福感、ハンパなかったです。津村さんも会社勤めをしていた時にメモ作りにかなり凝ってらっしゃったと知り嬉しい。私もメモのクオリティを上げるのに日々試行錯誤しています。職場の誰も突っ込んでくれないけど(泣)2018/06/14

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