講談社文庫<br> トランプ殺人事件

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講談社文庫
トランプ殺人事件

  • 竹本 健治【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062936330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

天才少年囲碁棋士・牧場智久、密室からの女性消失事件に挑む! ゲーム三部作完結編。書下ろし短編「麻雀殺人事件」収録。洋館で行われたトランプゲームの最高峰コントラクト・ブリッジの最中、女性が鍵のかかった部屋から消失。別の場所で屍体で見つかった。天才少年囲碁棋士・牧場智久らは、洋館で発見された暗号を解読にかかるが……。ゲーム三部作完結編は密室&暗号ミステリ! 書下ろし短編「麻雀殺人事件」収録。

〈一部 赤のカード〉
〈二部 黒のカード〉
麻雀殺人事件
文庫版あとがき  竹本健治


竹本 健治[タケモト ケンジ]
著・文・その他

内容説明

洋館で行われたトランプゲームの最高峰、コントラクト・ブリッジの最中、女性が鍵のかかった部屋から消失。別の場所で屍体で見つかった。天才少年囲碁棋士・牧場智久らは、彼女が誰かに送った暗号を発見、解読にかかるが…。ゲーム三部作完結編は密室&暗号ミステリ!書下ろし短編「麻雀殺人事件」収録。

著者等紹介

竹本健治[タケモトケンジ]
1954年兵庫県相生市生まれ。東洋大学文学部哲学科在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説誌「幻影城」に連載、’78年に幻影城より刊行されるや否や、「アンチミステリの傑作」とミステリファンから絶賛される。以来、ミステリ、SF、ホラーと幅広いジャンルの作品を発表。天才囲碁棋士・牧場智久が活躍するシリーズは、’80~’81年刊行のゲーム3部作(『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』)を皮切りに、『このミステリーがすごい!2017年版国内編』第1位に選ばれた『涙香迷宮』まで続く代表作となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
竹本さんのゲーム3部作のうちの最後のもので十ランプゲームを媒介とした作品です。囲碁、将棋ときて今回は同じようにトランプのコントラクトブリッジの解説がかなり占めています。登場人物は少なくその人間関係をうまく使っての事件です。私はこのトランプのゲーム自体もかなり難しい気がしました。話としてはもっと短くできるのでしょうが?おまけのマージャン殺人事件はもう少しゲームの説明ややり取りをしてもよかったのでは、と逆に感じました。2019/07/20

HANA

63
ゲーム三部作三作目。ブリッジの最中に密室から消え失せた女性。その遺体が離れた場所で発見される。と事件自体は前二冊に比べて極めて現実的。自分はブリッジについて名前以外はほぼ何も知らなく、作中の用語解説なども途中からわけわかんなく斜め読みしたんだけど…。あと事件自体は現実的でも、事件が登場人物の一人が書く作中作であるとか、そこに込められたある物とか、どこかしこでメタな要素というかミステリの殻を破ろうとしているような著者らしさは充満している。同時収録の「麻雀殺人事件」は徹頭徹尾著者らしさが満開だったけど。2024/08/06

たか

50
『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』に続くゲーム三部作の最終作。 洋館で行われたトランプゲームの最高峰、コントラクト・ブリッジの最中、女性が鍵のかかった部屋から消失し、別の場所で屍体で見つかる。 密室からの人間消失を中心に、暗号、叙述トリック、作中作などの仕掛けが施され、虚構と現実、正気と狂気、生と死が相対する概念は、まるで竹本健治の繊細な指先で組みあげられた、カードの城のようだ。 そして、吐息の出るようなラスト。一瞬で自己のアンデンティティが喪失してゆくような虚無を感じる。C評価2021/02/24

きっしぃ

36
また順番適当に読んでしまった!ゲーム三部作の最終作😂狂気三部作の何作目?まぁ話は通じるからいいか。コントラクト・ブリッジってなんだ?説明部分全部すっとばしー、相変わらずの暗号はすご!これ作るの相当時間がかかりそう!涙香迷宮もすごかったけど!ストーリーはあんまり記憶に残らない💦2020/12/13

geshi

36
三部作の中で最も幻惑度の高い作品。前半は密室からの消失の謎は出てくるものの、それを覆うように精神病理の正気と狂気の境やコントラクト・ブリッジのルール説明が語られ、意図してミステリ書き方を外している。後半は三重の暗号解読と密室トリックの謎解きがなされるが、その先に待ち受ける足元が空虚だと結論する推理に「それやっていいの?」と困惑させられる。本格ミステリでありつつも、ミステリの虚構性を明らかにするアンチミステリでもある、現実と虚構のウロボロス構造を体感させる小説。2018/06/28

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