出版社内容情報
大物日本人政治家が隠蔽する暗い過去。因縁の発端は19世紀末葉の日本だった。亡父殺害の秘密をめぐり、パリでは新たな波乱が起こる極秘ファイルの解読を試みるマックスらに立ちはだかる意外な刺客。
レンマーのスパイ網は身内にも張り巡らされていた。
一方、日本代表団の新たな代表となった戸村伯爵とその息子が、マックスらの行く手を阻む。
密約、裏工作、祖国に対する背信――
ゴダードが紡ぐ壮大なスケールの国際諜報戦、いよいよ佳境へ!
灰色の密命(下) 1919年三部作(2)
訳者あとがき 北田絵里子
ロバート・ゴダード[ロバート ゴダード]
著・文・その他
北田 絵里子[キタダ エリコ]
翻訳
内容説明
極秘ファイルの解読を試みるマックスらに立ちはだかる意外な刺客。レンマーのスパイ網は身内にも張り巡らされていた。一方、日本代表団の新たな代表となった戸村伯爵とその息子が、マックスらの行く手を阻む。密約、裏工作、祖国に対する背信―ゴダードが紡ぐ壮大なスケールの国際諜報戦、いよいよ佳境へ!
著者等紹介
ゴダード,ロバート[ゴダード,ロバート] [Goddard,Robert]
1954年英国ハンプシャー生まれ。ケンブリッジ大学で歴史を学ぶ。公務員生活を経て、’86年のデビュー作『千尋の闇』が絶賛され、以後、現在と過去の謎を巧みに織りまぜ、心に響く愛と裏切りの物語を次々と世に問うベストセラー作家に。『隠し絵の囚人』(講談社文庫)でMWA賞ペーパーバック部門最優秀賞を受賞
北田絵里子[キタダエリコ]
1969年生まれ。関西学院大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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