講談社文庫<br> ルドルフともだちひとりだち

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講談社文庫
ルドルフともだちひとりだち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062934015
  • NDC分類 913.8
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2016年8月公開、超大型フル3DCGアニメーションで話題の不朽の児童文学がついに文庫化! 小さな黒ねこの成長を描く感動物語 斉藤洋による不朽の名作児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』は、1987年の刊行以来、シリーズ累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。
 2016年夏、超大型フル3DCGアニメーション映画となって公開されます。
http://www.rudolf-ippaiattena.com/

 本書は、『ルドルフとイッパイアッテナ』に続く第2作です。
 「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズは児童文学ですが、その深い人生哲学とユーモアは、大人が読んでも十分に楽しめます。
 映画をきっかけに原作に興味を持った人はもちろん、「ルドルフ、なつかしい!」という人も、手に取りやすい文庫版で再読してみると、新しい発見があるかもしれません。

(内容紹介)
 ルドルフがトラックに乗って東京にやってきてから、1年がたった。ボスねこのイッパイアッテナ、そして商店街の金物屋のブチねこ、ブッチーたちとなかよくくらしている。
 ある日、川べりでポインターに襲われ絶体絶命のルドルフとブッチーだったが、助けてくれたのは、なんとブルドッグのデビルだった。以前、イッパイアッテナのかたきをうって、ルドルフたちがやっつけた犬だ。
 デビルとも友達になり、仲間がふえたルドルフだったが、思うところあって、やはり岐阜の家に帰る決心をする。
「イッパイアッテナ。ぼくさ、ひとりで帰ろうと思うんだ……。」
「だけどよ。おまえひとりで帰ったら、ほんとにおまえが岐阜についたかどうか、心配じゃねえか。」
「心配っていうんなら、岐阜からイッパイアッテナがひとりで東京に帰るとき、こんどは、ぼくが心配しなきゃならないじゃないか。」
「おれはおとなだから、だいじょうぶだけど。」
「ぼくだって、もうおとなだ。」
と、きっぱりと答えて、旅立つルドルフ。
ひとりで、無事に飼い主のリエちゃんのところに帰れるだろうか……?

プロローグ
(1)ふくざつなねこと、ふうんとフンのちがい
(2)飼い主の帰りを待ちながらエベレスト登山の訓練をするねこ
(3)いくねこ、くるねこ
(4)ねこがゾウくらいの大きさのいぬになる話
(5)ヘビのかまえと「友だち」っていうことば
(6)うららかな春の川べでおきた、あまりうららかでない話
(7)いろいろ考えるところがある、ということ
(8)月夜の尾行
(9)日野さんの思い出とアメリカ行きの計画
(10)別れの宴会と二度のびっくり
(11)高級車の男と、かんろくがついたねこ
(12)その後のいきさつと、飼いねこということについての問題
(13)ぼくにもいろいろ考えるところがある、ということ
(14)修学旅行はひとりきりで
(15)ねこざえもんが、やお屋のおじさんの病気みまいにいく話
(16)楽あれば苦あり、苦あれば楽あり
(17)ふたりのルドルフ
エピローグ
あとがき
対談 井上真央・鈴木亮平


斉藤 洋[サイトウ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

イッパイアッテナたちとのノラねこ生活にも慣れて、「キョウヨウ」も身につき、仲間もふえた。それでもやっぱり頭をよぎるのは、大好きな飼い主、リエちゃんのこと。心も体もひとまわり成長したルドルフは、ついに一匹でふるさとに帰る決心をするが、はたして…?

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

103
再読。やっぱりイッパイアッテナは私の好きなイッパイアッテナだった!ルドルフがリエちゃんの顔を見ずに去るところは私の胸も切なくて・・(泣)でも、これでもいいんだ!そして一回り逞しくなったルドルフに心からのエールを!これが『生きるちから』なのだなぁ・・『ノラねこのほこり』嗚呼、良いね~!都知事選で物議を醸し出しているどこぞの誰かに聞かせてやりたいよ。え~貴方にはありますかってね!児童文学と侮る無かれ。未読の方にもお薦めの作品でした。2016/07/09

ふう

73
イッパイアッテナと出会ってからのルドルフの成長ぶりがすばらしいですね。知識だけではなく「考える」ことを学んで、相手の気持ちを思いやったり、自分が身を引くことでみんなが幸せになれるのならと行動したり…。もともとそういう光るものがルドルフにあったから、イッパイアッテナと仲良くなれたのかもしれません。イッパイアッテナと以前の飼い主の関係もすてき。猫にとって一番幸せな生き方が待っていました。安心して、映画に行けます^^。2016/08/12

papako

66
続いて。いや〜、イッパイアッテナ=タイガーが健気すぎる。日野さんに再会するシーンはイッパイアッテナが小さな子猫に思えた。デビルも仲良くなったし、仲間が増えてる!岐阜に帰ったルドルフには辛い現実が待っていた。それでも前向きに生きようとするルドルフを応援したくなる『ぼくの名まえは、いっぱいあってな…』残りも早く文庫化されないかなぁ。2017/05/21

にいにい

56
ルドルフシリーズ2作目。ルドルフの成長が目覚しい。岐阜での出来事は、イッパイアッテナと同じで、予想は出来たけど。文字が読めることは、いける世界が広がるんだ。独り立ちの冒険にワクワク。デビルの事情も納得。安全で、食事にも困らない生活にも悩みは尽きない。ユーモアのなかに、哲学を潜ませるこのシリーズいいなあ~。2016/06/29

菜穂子

55
ルドルフの成長ぶりを見ることが出来た続編。イッパイアッテナと元飼い主との感動の再会。一方、ルドルフと飼い主との再会は悲しいけれど、また一回りルドルフを成長させてくれた。待っている仲間がいるっていいよね。2021/07/22

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