講談社文庫<br> カラスの教科書

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講談社文庫
カラスの教科書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062933575
  • NDC分類 488.99
  • Cコード C0145

出版社内容情報



松原 始[マツバラ ハジメ]
著・文・その他

内容説明

ゴミを漁り、カアカアとうるさがられるカラス。走る車にクルミの殻を割らせ、マヨネーズを好む。賢いと言われながらとかく忌み嫌われがちな真っ黒けの鳥の生態をつぶさに観察すると、驚くことばかり。日々、カラスを追いかける気鋭の動物行動学者がこの愛すべき存在に迫る、目からウロコのカラスの入門書!

目次

第1章 カラスの基礎知識(カラスという鳥はいません―いや、いるんですけどね;カラスの一生―昔は仲間とつるんでブイブイいわせたもんですが;カラス君の家庭の事情―神田川とニートとちゃぶ台返し;カラス的グルメ―私、マヨラーです)
第2章 カラスと餌と博物学(カラスの採餌行動―餌を手に入れる方法あれこれ;カラスのくちばし―その行動と進化;山のカラスたち―「野生の」ハシブトガラスの暮らしぶり;カラスの遊びと知能―難しいので、ちょっとだけ;太陽と狼とカラス―神の使いか、魔女の眷属か)
第3章 カラスの取り扱い説明書(それはゴミではありません―ビニール袋+肉=?;カラス避けの効果―採餌効率と環境収容力;頭を蹴られないために―初級カラス語会話)
第4章 カラスのQ&A(“初級編”よくある質問―カラスの祖先ってどんな鳥ですか?etc;“上級編”哲学的&マニアックな質問―カラスには死の意識がありますか?etc.)

著者等紹介

松原始[マツバラハジメ]
1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

420
著者の松原始氏はカラス研究の第一人者にして、この分野での世界的権威(?)かと思われる。日本に住む私たちにとっては全く珍しくないカラスだが、その生態となるとなんとなく知っているようでいて知らなかったことがよくわかる。本書は採餌行動をはじめとしたカラスの生態、カラスの博物学からQ&Aにいたるまで、およそカラスのことなら何でも網羅するように語られている。カラスが好きかと聞かれると返答に困るが、この本を読んだ後なら、少なくてもカラスに大いに関心を持ったとは言えそうだ。2024/02/23

mitei

405
カラスについて書いた本だけど、カラスの写真はなく、カラスの絵で表現されていて、リアリティには欠けるがとても可愛らしく感じた。カラスの賢さ、愛らしさだけでなく著者のカラス愛がこれでもかと言うくらい伝わってて良かった。街でカラスを見かけたら、(ゴミを漁る場面は怖いけど)微笑ましく見たいな。2017/10/03

mae.dat

264
何故黒いのでしょう→分かりません。我々の生活圏に棲む最も身近な鳥類のひとつですね。上手く適応しています。都心はハシブト、郊外はハシボソ位の知識はありましたが、カラスの辿った進化から生物としての性質と言うか環境への適応がその違いを生み出していることが良く分かりました。身体的な特徴的なども。困った問題を作る事もあります。特にはゴミ漁りでしょう。カラスは臭いには鈍感で、ハシブトさんはチマチマと探さないそうですので、先ずは見せない事。そして触れない様にすることが肝要なのかと。カラス避けグッズの効果は限定的な模様。2023/01/03

小梅

217
ハシブトとハシボソの行動の違いが面白い。 松原始さんがカラスの観測をしていたのが京都の鴨川デルタ地帯だって!鴨川ホルモーと遭遇してたりして?なんて妄想しながら楽しく読みました。 単行本で買っていたけど厚すぎて持ち歩けないから積んだままになっていたのですが、文庫本が出たのでまた買ったという(笑)2017/01/13

へくとぱすかる

192
ばつぐんにおもしろい。それでいて、これはカラスという鳥のほとんどを網羅した「教科書」である。京都の下鴨神社、糺ノ森をねぐらとするカラスのカップルも登場。土地鑑があるだけに、イメージとともに非常に理解が進んだ。都会に住むことを奇異とする人もいそうだが、人間の作った環境が、鳥の生態に合うから住みつくのだ、ということ。なぜゴミをあさるのか、意外な理由もそこにあった!2017/03/06

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