出版社内容情報
松原 始[マツバラ ハジメ]
著・文・その他
内容説明
ゴミを漁り、カアカアとうるさがられるカラス。走る車にクルミの殻を割らせ、マヨネーズを好む。賢いと言われながらとかく忌み嫌われがちな真っ黒けの鳥の生態をつぶさに観察すると、驚くことばかり。日々、カラスを追いかける気鋭の動物行動学者がこの愛すべき存在に迫る、目からウロコのカラスの入門書!
目次
第1章 カラスの基礎知識(カラスという鳥はいません―いや、いるんですけどね;カラスの一生―昔は仲間とつるんでブイブイいわせたもんですが;カラス君の家庭の事情―神田川とニートとちゃぶ台返し;カラス的グルメ―私、マヨラーです)
第2章 カラスと餌と博物学(カラスの採餌行動―餌を手に入れる方法あれこれ;カラスのくちばし―その行動と進化;山のカラスたち―「野生の」ハシブトガラスの暮らしぶり;カラスの遊びと知能―難しいので、ちょっとだけ;太陽と狼とカラス―神の使いか、魔女の眷属か)
第3章 カラスの取り扱い説明書(それはゴミではありません―ビニール袋+肉=?;カラス避けの効果―採餌効率と環境収容力;頭を蹴られないために―初級カラス語会話)
第4章 カラスのQ&A(“初級編”よくある質問―カラスの祖先ってどんな鳥ですか?etc;“上級編”哲学的&マニアックな質問―カラスには死の意識がありますか?etc.)
著者等紹介
松原始[マツバラハジメ]
1969年奈良県生まれ。京都大学理学部卒業。同大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学博士。専門は動物行動学。東京大学総合研究博物館勤務。研究テーマはカラスの生態、行動と進化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
mitei
mae.dat
小梅
へくとぱすかる