出版社内容情報
「ダメになっていく子に冷たい街」なのか。妻の初恋相手とともに立ち上がり、子供たちも少しずつ変わっていく。胸に希望が灯る物語。妻の中学時代の同級生――親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?
第六章 帰ってきたエーちゃん(承前)
第七章 嵐の授業参観
第八章 瑞雲先生、落涙す。
第九章 美嘉の闘い、マリアの旅立ち
第十章 屋上最終決戦!
最終章 希望ヶ丘よ永遠なれ
エピローグ 赤い夕陽がこの街染めて
講談社文庫版のためのあとがき
重松 清[シゲマツ キヨシ]
著・文・その他
内容説明
妻の中学時代の同級生―親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?
著者等紹介
重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。’91年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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