講談社文庫<br> 希望ヶ丘の人びと〈下〉

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講談社文庫
希望ヶ丘の人びと〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062932592
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「ダメになっていく子に冷たい街」なのか。妻の初恋相手とともに立ち上がり、子供たちも少しずつ変わっていく。胸に希望が灯る物語。妻の中学時代の同級生――親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?

第六章 帰ってきたエーちゃん(承前)
第七章 嵐の授業参観
第八章 瑞雲先生、落涙す。
第九章 美嘉の闘い、マリアの旅立ち
第十章 屋上最終決戦!
最終章 希望ヶ丘よ永遠なれ
エピローグ 赤い夕陽がこの街染めて
講談社文庫版のためのあとがき


重松 清[シゲマツ キヨシ]
著・文・その他

内容説明

妻の中学時代の同級生―親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。’91年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ミーコ

70
正直 上巻では、お腹イッパイって気がしたのですが(重松さん続けて読んだので)下巻はグッと盛り上がり 面白かったです。田島さんが卑屈過ぎるのにイライラしたり、吉田先生の美嘉ちゃんに対するイジメとも取れる嫌がらせにはウンザリしましたが 最後にはホッコリ・・・ 美嘉ちゃんも亮太も強くなり、ヘタレだった泰斗も逞しくなり嬉しくなりました。姉弟のお墓参りの場面では、瞼が潤みそうに…。 エーちゃんの「幸せってのは、他人が決めるものじゃない。自分で決めるんだ」の言葉にジーンと来ました。2016/03/12

優希

55
皆の成長と圭子への思いが刺さります。それぞれが家族をもてならではの思い出があるのだと思いました。少し変わった希望ヶ丘の人々ですが、優しさと希望に満ちた街に住んでいるのですね。2020/08/26

りょうじ

36
職場で読んでいて素に笑ってしまい同僚から突っ込まれてしまいました。上巻に続き下巻も物語に引き込まれました。イジメの問題は考えさせられました。確かに日本のイジメはあんな感じだと思いました。出てくる人びとは良い人が多くてこの場では書ききれません!読んでみてください。しかし、吉田先生は見方によれば正しいのかもしれませんが、最後まで嫌いでした。本当良い作品です。気になってる方は是非読んでみてください。2016/04/01

ゆかり

35
登場人物がそれぞれの「希望」を見つけた。この物語を読む以前なら、希望は果てしなく壮大なもので、漠然としたものだったけれど、読んだ後の今は、いつか希望は見つかると思える。2016/02/21

クロネコバス

27
母親をなくした一家が母親が中学時代を過ごした思い出の土地に移住。希望ヶ丘というかつてのニュータウン。同じ価値観の人しか住んでいない街、はみ出し者は認められない街。主人公はそこで塾の教室長に。彼女の同級生から聞く思い出話、不良少年のショボとそのガンコ爺さんとの対峙、かつての片思いの相手エーちゃんの永ちゃんっぷり。ベタな設定で、ハチャメチャな展開ですが重松さんの描く家族、涙必至です。2019/12/17

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