出版社内容情報
「驚きを通り越し」太田忠司(作家)「息もつかせぬ」平坂読(作家)まさに「破格」辻真先(作家)―第12回本格ミステリ大賞受賞作
<第12回本格ミステリ大賞受賞作!>
深夜、鉄骨を振るい人を襲う亡霊「鋼人七瀬」。それは単なる都市伝説か、本物の亡霊か? 怪異たちに知恵を与える巫女となった美少女、岩永琴子が立ち向かう。人の想像力が生んだ恐るべき妖怪を退治するため琴子が仕掛けたのは、虚構をもって虚構を制する荒業。琴子の空前絶後な推理は果たして成功するか?
終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”――。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりました。
―作家・平坂読(『僕は友達が少ない』)
「本格」の今後が有する可能性を大きく押しひろげた一作。(作家・氷川透)
ただただ作者の才能に嫉妬するばかり。(作家・黒田研二)
おおおお前を倒すのはこの俺だ!(作家・汀こるもの)
内奥に錨を下ろした論理、奇矯でありながらつらぬかれたロジック。破格のミステリ。(作家・辻真先)
辻褄の合った論理こそ、時には真実から最も遠ざかるものではないか。(書評家・千街晶之)
驚きを通り越して爽やかな敗北感さえ抱かされた。(作家・太田忠司)
「真相」の意味について刺激的な考察を展開。(作家・大山誠一郎)
「本格ミステリのロジック」の持つ魅力と危うさを純粋培養したような小説。(作家・光原百合)
〔コミカライズ版も人気沸騰中!〕
【著者紹介】
(しろだいら・きょう)
奈良県出身。1998年、第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』にてデビュー。その後、「月刊少年ガンガン」にて『スパイラル 推理の絆』『スパイラル ・アライブ』(作画・水野英多)『ヴァンパイア十字界』(作画:木村有里)『絶園のテンペスト』(構成:左有秀、作画:彩崎廉)の漫画原作を手がける。『絶園のテンペスト』はアニメ化された。自身の執筆による『小説スパイラル 推理の絆』(全4巻)も刊行。2012年、『虚構推理 鋼人七瀬』で第12回本格ミステリ大賞受賞。現在は少年マガジンRにて『虚構推理』(漫画・片瀬茶柴)、「月刊少年ガンガン」にて『天賀井さんは案外ふつう』(作画・水野英多)を連載中。2016年1月には講談社タイガより『雨の日も神様と相撲を』刊行予定。新世代ミステリの旗手。
内容説明
深夜、鉄骨を振るい人を襲う亡霊「鋼人七瀬」。それは単なる都市伝説か、本物の亡霊か?怪異たちに知恵を与える巫女となった美少女、岩永琴子が立ち向かう。人の想像力が生んだ恐るべき妖怪を退治するため琴子が仕掛けたのは、虚構をもって虚構を制する荒業。琴子の空前絶後な推理は果たして成功するか?
著者等紹介
城平京[シロダイラキョウ]
奈良県出身。1998年、第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』にてデビュー。その後、「月刊少年ガンガン」にて『スパイラル~推理の絆~』『スパイラル・アライヴ』(ともに作画:水野英多)、『ヴァンパイア十字界』(作画:木村有里)、『絶園のテンペスト』(構成:左有秀、作画:彩崎廉)の漫画原作を手がける。2012年、『虚構推理 鋼人七瀬』で第12回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
sin
Aya Murakami
aquamarine
眠る山猫屋
-
- 和書
- イラストでみる犬の病気