出版社内容情報
なぜ今、独立なのか? 辺野古新基地建設で政府と対立する沖縄。その歴史と民族、文化的背景から、独立すべき理由、方法、未来を語るなぜ今、独立なのか? 現在、辺野古新基地建設で政府と対立を深める沖縄。戦後70年、“本土復帰”から43年経った今も、在日米軍基地の74%が集中する現実。沖縄において“戦争”は決して終わっていない。その現状、政府による差別の歴史、琉球国の歴史や民族独立運動、世界の独立運動などをふまえ、琉球人学者が独立の具体的な方法とその未来図を提案する。決して絵空事ではない、実現可能な政治的・経済的道筋が示される。
はじめに
第1章 もう独立しかない!
第2章 どのように独立するのか
第3章 そもそも琉球の歴史とは
第4章 独立したらどうなる?
第5章 琉球独立宣言
おわりに
松島 泰勝[マツシマ ヤスカツ]
著・文・その他
内容説明
辺野古新基地建設で政府と対立を深める沖縄。戦後七〇年が経過してもなお、在日米軍基地の七割以上が集中している。沖縄の“戦争”を終わらせるためには、もはや「独立」しかない―。琉球国の歴史、内外の民族独立運動、未来への展望などをふまえ、琉球人学者が実現可能な独立の方法を説く。
目次
第1章 もう独立しかない!(なぜ米軍基地ができたのか;なぜ独立しなければならないのか;独立したら中国は琉球を侵略するのか?;琉球人と日本人とは異なる民族!;独立運動は世界の潮流)
第2章 どのように独立するのか(琉球の民族独立運動;非暴力による独立運動;法と人の合意による独立;世界の小国から学ぶ)
第3章 そもそも琉球の歴史とは(琉球国を否定する日本政府;瀬長亀次郎と米軍統治時代;照屋敏子の琉球独立論)
第4章 独立したらどうなる?(島嶼国、小国であっても発展できるのか;独立後の琉球経済;非武装中立の連邦共和国へ;パラオ共和国から学ぶ)
第5章 琉球独立宣言
著者等紹介
松島泰勝[マツシマヤスカツ]
1963年沖縄県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、早稲田大学大学院博士課程単位取得。博士(経済学)。専門は島嶼経済。在ハガッニャ(グアム)日本国総領事館、在パラオ日本国大使館の専門調査員、東海大学海洋学部助教授等を経て、現在、龍谷大学経済学部教授。2007年「NPO法人ゆいまーる琉球の自治」を立ち上げ代表に。’13年「琉球民族独立総合研究学会」の設立メンバーとして共同代表に就任。現在も国内外で多くの講演や交流、活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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