講談社学術文庫<br> 日本の神々

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講談社学術文庫
日本の神々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062923422
  • NDC分類 164.1
  • Cコード C0114

出版社内容情報

イザナギ・イザナミ、スサノヲ、アマテラス。記紀神話の神々の源流・形成・展開を解明、古代国家の成立に迫る日本神話学研究の古典。イザナギ、イザナミ、アマテラス、そしてスサノヲ。一地方の霊格として独自の性格や尊崇を有していた神々は、どのようにして日本神話を代表する神格を獲得していったのか。歴史学と民族学・比較神話学という二つの潮流をふまえ、素朴な「原像」が宮廷神話へと発展していった過程を追い、信仰や祭祀の形成との関係を通して古代国家成立の実像に迫った日本神話学、不朽の一冊。

はしがき
第一章 イザナギ・イザナミ神話の形成
第二章 スサノヲ神話の形成
第三章 アマテラス神話の源流
第四章 伊勢神宮とアマテラス
第五章 日本神話を歴史とするために


松前 健[マツマエ タケシ]
著・文・その他

内容説明

イザナギ、イザナミ、アマテラス、そしてスサノヲ。一地方の霊格として独自の性格や尊崇を有していた神々は、どのように日本神話を代表する神格を獲得していったのか。歴史学と民族学・比較神話学という二つの潮流をふまえ、素朴な「原像」が宮廷神話へと発展した過程を追い、信仰や祭祀の形成から古代国家成立の実像に迫った日本神話学、必読の一冊。

目次

第1章 イザナギ・イザナミ神話の形成(イザナギ・イザナミの内性;イザナギ・イザナミと海人 ほか)
第2章 スサノヲ神話の形成(スサノヲの二重性の謎;スサノヲ神話の民間的性格 ほか)
第3章 アマテラス神話の源流(戦後の皇祖神論;タカミムスビと大嘗・新嘗祭 ほか)
第4章 伊勢神宮とアマテラス(古代の太陽信仰;太陽の舟 ほか)
第5章 日本神話を歴史とするために(日本神話は神話か;記紀神話の構造の特色 ほか)

著者等紹介

松前健[マツマエタケシ]
1922~2002。國學院大學文学部卒業、同大学大学院修士課程修了。天理大学、立命館大学、奈良大学等で教授職を歴任。専攻は神話学、宗教学。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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miroku

27
日本神話の不整合性。この違和感の源に迫りたくて、またこの手の本を読む。2018/01/22

うえ

8
「天石窟戸神話が、中国の西南部の苗族などにある、日の神が洞窟に隠れ…鶏を鳴かせて外におびき出したので、ふたたび天地が明るくなったという神話とおそらく同系の南方系説話らしいことは、すでに多くの学者の論じたところである。天石窟戸神話の常世の長鳴鳥は、鶏のことであることは古くから説かれている…鶏は、中国でも朝鮮でも、日の出を告げる鳥、太陽神の使者とされたが、伊勢神宮でも、式年遷宮のとき、御巫内人が玉串御門と瑞垣門の前で、鶏の鳴真似をする行事や、鶏の所作をまねたという鳥名子舞が…伊勢神宮関係の文献に出ている。」2021/02/11

キアヌ安倍

4
如何にして日本の神話が成立したのかを考える上でとても参考になった。2016/11/22

Jimmy

3
これは掘り出し物です。借り物の斎藤英喜「読み替えられた日本神話」が大ヒットでその中に”良い仕事”と賞されていた著作で、天照大御神を始めとする日本の神々の今の在り様に隠された生い立ち・成り立ちを探るとても刺激的な仕事。 2019/10/07

御光堂

2
イザナギ、イザナミ、スサノオ、アマテラス、がいかにして皇室(国家)の神になっていったのかの考察。それは元々土着の民衆の神々だったが、7〜8世紀に記紀神話が整えられる際に皇室の神として取り入れられたという。この本の文体が「であろう」で終わるのが多く、あくまで推測の域を出ないのかなという印象。2020/04/22

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