出版社内容情報
アジア全土を食べあるき、スパイスのルーツをイギリスに探り、明治文明開化以来の洋食史を渉猟した著者が、カレーの謎を探った名著。インドで生まれたカレーが、いまや日本の食卓の王座についている。日本人はなぜカレーが好きなのだろうか。われわれが食べているカレーはインドから輸入されたのか。アジア全土を食べあるき、スパイスのルーツをイギリスにさぐり、明治文明開化以来の洋食史を渉猟した著者が、「カレーとは何か」を丹念に探った名著。刊行後、『美味しんぼ』で詳しく紹介されるなど、日本の食文化論に大きな影響を与えた。著者による補筆を収録。
1――辛くないカレーと黄色くないカレー
2――インドでカレーを考えた
3――カレー粉誕生
4――日本カレー繁盛物語
5――日本人はなぜカレーが好きなのか
補遺―その後の「カレー考」
森枝 卓士[モリエダ タカシ]
著・文・その他
内容説明
インドで生まれたスパイス料理が我が国の国民食となった。日本人はなぜカレーが好きなのだろうか。アジア全土のスパイス料理を食べあるき、カレー粉のルーツをイギリスにさぐり、明治文明開化以来の洋食史の記録を渉猟した結果わかった驚きの事実とは―日本の食文化研究に大きな影響を与えた名著に、その刊行後判明した新事実を加筆した決定版!
目次
序 辛くないカレーと黄色くないカレー
2 インドでカレーを考えた
3 カレー粉誕生
4 日本カレー繁盛物語
5 日本人はなぜカレーが好きなのか
補遺―その後の「カレー考」
著者等紹介
森枝卓士[モリエダタカシ]
1955年、熊本県水俣市生まれ。国際基督教大学で文化人類学を学ぶ。写真家、ジャーナリスト。大正大学客員教授。早稲田大学などでも食文化を講じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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