出版社内容情報
あいうえお順だからピンインがわからなくても引ける! 「家」は一般の中国語辞典では「ji‘a」で引きますが、本書では「か」。中国語は漢字で表記されるが、中国語の辞書は発音(ピンイン)の順に配列されているため、その語が中国語ではなんと読むのかがわからないと、直接検索することができない。また、読みが複数ある語も少なくない。そもそも発音がわからない初学者には、中国語は、アルファベットを用いる語学にくらべ、ひとまず辞書を引くというハードルが高く感じられる。そこで通常、漢字の部首索引を経て、ピンイン順の掲載箇所を調べることとなる。ところで、簡体字とはいえ、同じ漢字であるからして、いっそのこと、日本語の音読みで引けたらどんなに簡便であろう、という趣旨で、音読み「あいうえお」順に見出し語を配列した、きわめてユニークな初学者用中国語辞典。「家」は一般の中国語辞典では「ji`a」で引くが、本書では「か」から引ける。
○親字の配列は日本語字音(音読み)の50音順。
○見出し語は親字7300字。熟語1万8200語の2万5500語
○ピンインのほか、カタカナ表示も併記。
○2色印刷で見やすく、重要語が一目瞭然
○音読みだけでなく、訓読みでも検索できる「音訓索引」のほか、部首索引、ピンイン索引も掲載
○中国文化の理解や中国旅行に役立つ付録
北浦 藤郎[キタウラ フジロウ]
著・文・その他/編集
蘇 英哲[ソ エイテツ]
著・文・その他/編集
鄭 正浩[テイ セイコウ]
著・文・その他/編集
内容説明
中国語の初学者にとって、辞書を引くことは、なかなかハードルが高いものだ。一般に、ピンインの順に配列されているため、その語が中国語でなんと読むのかがわからないと、直接検索することができない。それならばいっそのこと、日本語の音読みで引けたらどんなに楽だろう。配列は五十音順。本書はそのような趣旨で作られたユニークな辞書である。
著者等紹介
北浦藤郎[キタウラフジロウ]
1899年生まれ。元中央大学教授。1988年没
蘇英哲[ソエイテツ]
1933年、台湾高雄市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。元近畿大学教授
鄭正浩[テイセイコウ]
1940年、台湾斗六市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(中国哲学)単位取得退学。元ノートルダム清心女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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