講談社文芸文庫<br> おたのしみ弁当―吉田健一未収録エッセイ

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講談社文芸文庫
おたのしみ弁当―吉田健一未収録エッセイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062902182
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

様々な紙誌に掲載された単行本未収録エッセイを集成。酒食、身辺雑記から政治、文学・書評まで、機知とユーモアに満ちた待望の一冊。様々な紙誌に掲載された単行本未収録エッセイを集成。
酒食、身辺雑記から政治、文学・書評まで、機知とユーモアに満ちた待望の一冊。

吉田 健一[ヨシダ ケンイチ]
著・文・その他

内容説明

該博な知識としなやかな鑑賞眼が紡ぐ、珠玉の文章を集成。三島由紀夫、伊藤整、矢田挿雲、プルースト、ゲーテ、オーウェル、マルクス論の紹介・書評から「お酒と講演旅行」「若き日の思索」「吉田内閣を弁護する」まで。単行本未収録文集。

目次

1(お酒と講演旅行―南東北、新潟地区講演会報告;おたのしみ弁当;若き日の思索;ファウストによる開眼;ラジオを持っていない話 ほか)
2(一つの見方に就て;文学の実体について;評論の文章構成;オォウエルについて;イギリス女王物語 ほか)

著者等紹介

吉田健一[ヨシダケンイチ]
1912・3・27~1977・8・3。批評家・作家。東京都生まれ。ケンブリッジ大学中退。外交官の父吉田茂(後の首相)の任地に従って中国、フランス、イギリスで育つ。1931年、大学を退学して帰国。ポーやヴァレリーの翻訳から文学活動を開始し、39年、中村光夫らと同人誌「批評」を創刊。戦後は翻訳、評論、随筆と一挙に幅広い活動を始め、言葉による表現の重要性を唱えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tonpie

19
書名から、また酒と食い物の話だろうと思ったら、違っていました。単行本未収録の書評やマイナーな媒体に出した社会評論的なエッセイが集まっていて、若い頃の文章のためか、著者のトレードマークである、いつまでも句点にたどり着かない、うねるような独特の文章はほとんど顔を出さない。 ↓2022/01/29

うた

14
なぜお酒を飲み、美味しいものを食べ、音楽を聴き、本を読むのか。それは楽しいからである。なんだか開きなおったかのような至極まっとうな答えではあるが、若き日の煩悶を通り抜け、様々な書物を読んだ結果たどり着いた境地と考えるとまた感慨深い。2016/05/31

渡邊利道

2
身辺雑記的なものと文芸批評的なものの二部構成。短い書評や現状への批判にいくつか読むべきものがあるが、これは前著ほど読ませるものではなかった。マルクス伝についての文章は途中からほぼ伝記をまとめているだけになっていて、吉田健一はあまりマルクスには関心がなかったと見える。小林秀雄と一線を画すのもそこらあたりに一因があるかもしれない。2017/04/03

ラム

1
単行本未収録随筆集第2弾 昭和20年代から死の年まで 請われるままに各紙誌に掲載されたものが多く、Ⅰは玉石混淆感が Ⅱの書評、紹介文が充実 「若き日の思索」で「本を読んでいても、自分が読んでない本が幾らもあることを忘れることができず、ゆっくり味わっていられなかった」と思わず苦笑 「名作をいかに読むか」からの5編やシュワルツシルト「人間マルクス」の書評、オーウェル「一九八四年」評に感銘2019/10/25

古本虫がさまよう

1
「”世界の末日”と”一九八四年”--人間性を描く未来記」「オォウエルについて」「おたのしみ弁当」などが面白い。 「おたのしみ弁当」は、千趣会の「駅弁パノラマ旅行」という雑誌に掲載されたようだ。横川の「峠の釜めし」などから始まるエッセイ。オーウェルに関しては、吉田氏は文藝春秋新社から出た『一九八四年』を訳している。 「オォウエルについて」は、「日本読書新聞」(昭和25年2月1日)掲載のもの。「ジョオジ・オォウエルが死んだ」の書き出し。昭和25年1月21日に急逝したから、それを受けてのものだったのだろう。2018/05/06

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