出版社内容情報
幼年期を台湾で暮らした著者の中国小説集。米国人の主人公が、初めて北京を訪れ見た中華人民共和国を描いた「天安門」、現代中国と著者の関係性が何に向かうのか・・・伊藤整賞受賞作「仮の水」など5篇。
内容説明
アメリカ生まれの著者が、初めて訪れた中国。都市を離れて、中国の奥へ奥へ―そこには現代があった。国境、言語を越え、歴史を遡るアイデンティティの旅。自身に流れる血を通して、自己の存在を、「仮」と「真」の中で映し出そうとした衝撃の作品群。一人の越境者の魂の漂泊は、現代中国の真の姿を求める。伊藤整賞受賞作「仮の水」を含む、鮮烈の短篇五作。
著者等紹介
リービ英雄[リービヒデオ]
1950・11・29~。小説家。アメリカ生まれ。プリンストン大学卒業。プリンストン大学、スタンフォード大学日本文学教授を務め「万葉集」の英訳により全米図書賞受賞。1989年より日本定住。92年、日本語で書いた処女作『星条旗の聞こえない部屋』で野間文芸新人賞受賞。2005年、『千々にくだけて』で大佛次郎賞、09年、『仮の水』で伊藤整文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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