講談社文芸文庫
青春の賭け―小説織田作之助

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062900850
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

戦後、虚脱と混乱の世相を体現するかのような烈しい生を、「可能性の文学」に殉じて壮絶な死で終わらせた織田作之助。三高での出会い、関西から東京へと共にした街歩きの青春、文学への熱情とデカダンスに駆られ自滅への道をひた走る流行作家の貌…。四篇の実名小説は、著者が親友に捧げた鎮魂の書であり、その文学の火種を九五歳でなくなるまで燃やし続けた“最後の無頼派”青山光二自身の青春の書である。

著者等紹介

青山光二[アオヤマコウジ]
1913・2・23~2008・10・29。小説家。兵庫県生まれ。第三高等学校を経て東京帝国大学美学美術史学科卒業。三高時代、織田作之助、富士正晴、野間宏らと知る。1935年、同人誌「海風」創刊。織田、太宰治等無頼派作家と親交を結ぶ。47年、織田が東京で客死する前後も間近に付き添い、55年、『青春の賭け 小説織田作之助』刊行。戦後はやくざやアウトローの世界に取材した作品を多く発表、「修羅の人」(小説新潮賞)や、鶴見騒擾事件を描いた「闘いの構図」(平林たい子文学賞)等がある。2003年、90歳の現役最高齢作家として私小説の名品「吾妹子哀し」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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