講談社現代新書<br> 銀行員はどう生きるか

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講談社現代新書
銀行員はどう生きるか

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062884747
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C0230

出版社内容情報

支店閉鎖、年収ダウン、配置転換……これからの銀行員人生は激変する。米国の金融業の「いま」から、日本の銀行の「将来」を描く■ 銀行の支店はシャッターを開けるたびに赤字!?
■ 三井住友がライバルに先んじるためにとった隠密行動とは!?
■ 証券ビジネスのほうが有望!?
■ 改革の面で大きく出遅れているメガバンクはどこ!?
■ 地方銀行の過半数が赤字!?
■ 銀行員の一生と再就職先とは!?
■ アメリカの銀行では支店長の年収は600万?700万円!?
■ 日本でも支店長の年収は激減し、“一国一城の主”からフロアマネジャーへ!?
■ 若手世代はもう銀行から逃げ出そうとしている!?
■ 銀行はどうやって人員を削減するのか!?
■ 今後、銀行の人事制度は変わり、配置転換が続出!?

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マイクロソフトの創業者、ビル・ゲイツが
「銀行機能は必要だが、今のかたちの銀行は消えてなくなる」
と唱えたのは、1994年のことだった。

それから20年以上経過した現在、予言は現実化しつつあるともいえる。
進化論的に生き残ったものは、
新たな環境に適合するためにその姿をガラリと変えてきた。
まさにいま、銀行はそのような時代に足を踏み入れつつあるのだ。

銀行は未だに学生の就職志望ランキングの上位にある。
「安定している」ことを理由に、志望する(入行した)人も多いだろう。

しかし、銀行員に安定した人生を期待できる時代は終わった。

本書ではその具体的な光景を、
先行する欧米の銀行の事例を取り上げながら描いてみた。

いま、金融業界では何が起きているのか。
今後生き残るのはどのような銀行なのか。
そして、銀行員はこれからどう生きていけばいいのか。

そのヒントを提供できれば幸いである。

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【本書のおもな内容】

第1章 メガバンク「大量人員削減」の衝撃――瓦解した銀行神話
第2章 激変する銀行員人生――人員削減・配置転換の深層
第3章 米銀の現状に見る邦銀の未来――支店長の年収は激減
第4章 フィンテック時代の銀行――金融業の本質とは何か

メガバンク「大量人員削減」の衝撃
激変する銀行員人生
米銀の現状に見る邦銀の未来
フィンテック時代の銀行


浪川 攻[ナミカワ オサム]
著・文・その他

内容説明

米銀の現状から邦銀の未来を探る。瓦解する銀行神話。年収は激減し、支店長室はなくなり“一国一城の主”からフロアマネジャーへ―。いちばん変わるのは支店長だ!

目次

第1章 メガバンク「大量人員削減」の衝撃―瓦解した銀行神話(逃げ切り世代のはずが;お先真っ暗 ほか)
第2章 激変する銀行員人生―人員削減・配置転換の深層(地方銀行の憂鬱;地銀の過半数が本業で赤字 ほか)
第3章 米銀の現状に見る邦銀の未来―支店長の年収は激減(銀行業界を脅かすフィンテック・プレーヤー;銀行が焦る理由 ほか)
第4章 フィンテック時代の銀行―金融業の本質を問う(アリババ集団に関する非公式勉強会;顧客本位ではなく銀行本位 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

97
タイトルとオビだけを見ると「銀行員、ざまぁ」とも読めないこともない。そういう部分もあるにはあるが、重要なことは「かつての文系花形職場」がなぜ「ざまぁ」などと言われる状況になったかだ。日本国内にある金融機関の状況は識者のTwitter・ブログ・メルマガなどを読んでいると情報が集まってくるが、海外の金融状況については初めて知ることばかり。単に「マイナス金利がー」とか「これからはフィンテックがー」だけではない要因も書かれていて、わざわざ紙にして出版するだけの価値はあると感じた。お値段は税別で800円。2018/08/30

KAZOO

95
金融財政事情という業界誌の記者を務めただけあって、観点が非常に的確であると思いました。最近の銀行業界の事情をよく分析されていて、しかも今後についてもある程度方向性を出されているように感じました。なぜ銀行業界が今までかなり大学生に就職人気があったのか私にはわかりません。地方では新入行員のかなりの割合が1年以内に辞めてしまい地方公務員になっていると聞きます。メガバンクもそうであるとするならば公務員や弁護士が増えていくのでしょうか?2018/04/26

たかしくん。

36
ここ最近の、銀行の支店統廃合、店舗改革の理由が、コスト削減ばかりでなく、米銀で成功例(スリム化した店舗に、相談業務に特化)があったのですね。三井住友が、妙に持ち上げられてましたが…。(笑) そうは言っても、現金決済の比率が未だに高い日本で、そのニーズにネガティブな対応に変えることによって、相談すべき潜在ニーズのある顧客を来店誘致出来るのか? 私は疑問ですが…。 2018/05/27

TATA

32
新書らしくさらっと読めるが外形的な上っ面の指摘に終始している感が強く、また、ジャーナリストの方らしく決めつけた論調が目に付く。どうだろう、銀行員の方からすると分かってるよ、というような内容ではないかな。2018/07/22

aloha0307

27
表題は吉野さんの「君たちはどう生きるか」をもじったのだろうな。学卒後のメガバンク(当時は都銀13行)から外銀へ転職したあたりの時代を懐古どっぷり。口座獲得数個人別棒グラフ、来店客:1日6千人、本社国際部へ転勤、引退上司は一部上場取引先へ役員で etc....ああ、ほんといい時代だったな(ある意味まったりしてた)。銀行の命綱である決済機能が他業界からの脅威に晒されてるなんて当時では考えられません。IT・デジタル技術の発展が全てを変貌させたのだね。2018/09/25

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