講談社現代新書<br> 漢字と日本語

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講談社現代新書
漢字と日本語

  • 高島 俊男【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2016/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 336p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883672
  • NDC分類 811.2
  • Cコード C0281

出版社内容情報

読んだその日から、ついつい誰かに話したくなる漢字雑学が盛り沢山。PR誌「本」の人気連載『漢字雑談』が、新書で再び登場。「外来語」はいつからあるのか?
「復原」と「復元」、「降伏」と「降服」のちがいは?
「空巣」の意味は、年寄りだけの家!?
「健康」「積極」「場合」は中国が日本から取り入れた外来語だった。
俗字、異体字、略字の由来は?
読んだその日から、つい誰かに話したくなる漢字雑学の数々。
中国文学者が漢字と日本語の面白さを洒脱に書き下ろしたPR誌「本」の人気連載、新書化第二弾!

まえがき
1「漢語」のはなしから
「漢語」のはなしから/外来語/ゴミのはなし/ぼう、暴、暴露など/けだし、蓋/東京駅丸の内口復原
2やさしいことばはむずかしい
やさしいことばはむずかしい/「人事を尽くして天命を待つ」ふたたび/「文学」のおはなし/スルスミって何?
3「空巣」「人脈」など
「空巣」「人脈」など/日本新名詞/中国の西洋音訳語/中国地名カタカナ書き/俗語
4中国の「ドーダ」
中国の「ドーダ」――夏王朝・漢字・始皇帝/「国語」運動と文字改革/語と字と意味/中国の現行字
5日本語と国語
日本語と国語/吉田松陰書簡の近代語/『米欧回覧実記』/明治初めの訳語/鴎外の詩/明治の荻生徂徠
6『かながきろんご』
『かながきろんご』/「漢語」「外国」「外国語」/唐の手書き本/六世紀の略字/異体字の話
7江戸のタバコ禁令
江戸のタバコ禁令/名乗と通称/武士の絵日記/兵站、輜重/勅語、奉安殿、御真影/「統一」のはなし
あとがき


高島 俊男[タカシマ トシオ]
著・文・その他

目次

1 「漢語」のはなしから
2 やさしいことばはむずかしい
3 「空巣」「人脈」など
4 中国の「ドーダ」
5 日本語と国語
6 『かながきろんご』
7 江戸のタバコ禁令

著者等紹介

高島俊男[タカシマトシオ]
1937年生まれ。東京大学経済学部および文学部卒業後、同大学大学院人文科学研究科修了。専攻は中国文学。主な著書に『水滸伝と日本人』(ちくま文庫、大衆文学研究賞)、『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(文春文庫、講談社エッセイ賞)、『漱石の夏やすみ』(ちくま文庫、読売文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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29
必ずしもタイトルから想像される内容ではなかったが、なんかじいちゃんが孫に語りかけるようなこの感じ嫌いではないです。背広は英語のcivilからきているとか、日本から輸出された「空巣」という言葉は中国では「子供が巣立って家を離れてしまった家庭」を指すとか、「弔」と「吊」・「荘」と「庄」はそれぞれもと同じ漢字であったとか豆知識がちりばめられています。2022/03/23

bapaksejahtera

19
大学を出て銀行に就職した後、中国文学科に再入学して学者になった人。エッセイストとして知られ、本著は講談社のPR誌に載せた文章を纏めた物。漢字に関する様々な知識を易しい文体で述べる。纏まりはないが気軽に読める。日本は子供にアニメ風の命名をする親が、それに飽く迄漢字を使う程、「正字とは漢字」の認識が染み着いた国である。大和言葉にも漢字を使う習慣が漢字の本家に逆流する。「場合」や「空巣」迄中国語になった。清国に入った宣教師作成の英華辞書が幕末我国に輸入され、それを新語として清国留学生が持ち帰ったという話も面白い2024/06/01

ピオリーヌ

17
『漢字と日本人』とは異なりこちらは各項独立しているエッセイの詰め合わせ。20世紀前半、中国は漢字廃止に向けて文字改革を行った。1949年中華人民共和国の成立の際、ローマ字を採り「ピンインローマ字」を普及させた。昭和12年生まれの筆者は漢字が一字もない、ローマ字の教本で中国語を学んだという。20世紀後半の文字改革は遠からずすべてローマ字にする予定で、ローマ字が普及するまでのあいださしあたり暫定的に漢字を簡略化して使う、という態度のもと作られたのが簡体字である。また今では潮流が変わり。漢字には中国人の心・誇り2024/10/17

イナ

13
★★★☆☆ 著者の感覚と合わない部分(けだし、ってそんな頻繁に使う語彙かな…?など)もあったが、興味深い内容だった。2024/09/15

いとう・しんご

11
年末に読んだ「完本一月一話」は岩波のPR誌への連載でしたが、こっちは講談社のPR誌への連載。前者は英文学の碩学による書である一方、こっちは中国文学者による本で、あまり馴染みのない、中国語の歴史や日本との交流の話しなどを興味深く読みました。2025/01/12

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