出版社内容情報
日本の宇宙探査に最も詳しいライターが書いた「はやぶさ2」の真実。「はやぶさ本の最高傑作!」とホリエモン絶賛。一気読み必至!
打ち上げが間近に迫った「はやぶさ2」。初代はやぶさは、数々の困難を乗りえて、無事地球に帰還し、多くの日本人の心を揺さぶった。
国民の熱狂的な支持を受けて、後継プロジェクト「はやぶさ2」も順調に進むはずだった。しかし、はやぶさ2の歩みは難渋した。なかなか必要な予算が付かず、2012年にはあわや計画中止かと思われたこともあった。
なんとか予算はついたものの、日本の宇宙開発を取り巻く環境はきわめて厳しい。現在、はやぶさ2は、日本で正式に予算がついて動いている唯一の宇宙探査計画だ。今後のプロジェクトに弾みをつけるために、はやぶさ2の成功は必須である。
本書で、宇宙探査の系譜をたどりながら、はやぶさ2プロジェクトの全貌と日本の宇宙開発をとりまく状勢を解説する。
堀江貴文(ホリエモン)絶賛
「はやぶさ本の最高傑作!宇宙探査への国家的無策のために、はやぶさ2の大冒険は地上から始まっていたのだった!(涙)」
【著者紹介】
1962年生まれ。慶應義塾大学工学部機械工学科卒業。慶應義塾大学大学院メディア・政策研究科修了。日経BP社記者を経て、航空・宇宙関係を専門とするノンフィクション・ライターとして活躍。『恐るべき旅路 -火星探査機「のぞみ」のたどった12年』『国産ロケットはなぜ墜ちるのか』など著作多数
内容説明
日本の宇宙探査が危ない!本来、宇宙探査は非常に息の長い事業だ。2020年のはやぶさ2帰還後も、継続的に宇宙探査を実施するためには、今すぐにでも次の計画を立ち上げておく必要がある。宇宙探査に何よりも必要なのは人材だ。人材は、経験を積むことによってのみ育成することができる。探査計画が途切れると、人材育成の流れが途切れ、はやぶさから始まった宇宙探査もまた途切れることになる。
目次
第1章 大いなる賭けであった初代はやぶさ
第2章 宇宙大航海時代
第3章 宇宙創生の謎に迫る
第4章 これがはやぶさ2だ
第5章 地上の長く曲がりくねった道
第6章 未知の空間へ、未踏の星へ―日本の現状と宇宙探査の未来
著者等紹介
松浦晋也[マツウラシンヤ]
1962年生まれ。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。日経BP社記者を経て、航空・宇宙関係を専門とするノンフィクション・ライターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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