講談社現代新書<br> 知性の限界―不可測性・不確実性・不可知性

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講談社現代新書
知性の限界―不可測性・不確実性・不可知性

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880480
  • NDC分類 104
  • Cコード C0210

出版社内容情報

大好評『理性の限界』の著者による熱く楽しい哲学ディベート第2弾。予備知識なしで楽しめるディベート形式の論理哲学入門書!
前著『理性の限界』で論理哲学への斬新なアプローチを展開し話題になった著者が書き下ろす哲学ディベート第二弾。人間の知的営為の基本である「言語」「予測」「思考」の限界と可能性を論じる。思考や伝達の根本である「言語」。しかし、同じ言語が示す内容は誰にとっても同じではなく、言語理解には矛盾や限界がある。また、あらゆる予測の前提となる「帰納法」が論理的に正しいことは、実は証明できない。さらに、無限に思える「思考」にも限界があり、宇宙や神の存在を論理的に説明しきることはできない――。ウィトゲンシュタイン、ヘンペル、ナイト、ファイヤアーベント、カントらを次々と俎上に載せ、哲学者・科学者から女子学生、会社員や運動選手までもが参加して、哲学から経済、宇宙論まで、ときに脱線しながら熱く楽しく語り尽くす。

序 章 シンポジウム「知性の限界」開幕――「理性の限界」懇親会場より
第一章 言語の限界
  1 「論理哲学論考」のパラドックス
  2 ウィトゲンシュタインの言語ゲーム
  3 指示の不可測性
  4 言語理解の限界と可能性
第二章 予測の限界
  1 帰納法のパラドックス
  2 ポパーの開かれた宇宙
  3 予測の不確実性
  4 未来予測の限界と可能性
第三章 思考の限界
  1 人間原理のパラドックス
  2 ファイヤアーベントの知のアナーキズム
  3 究極の不可知性
  4 人間思考の限界と可能性
おわりに


高橋 昌一郎[タカハシ ショウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

哲学から経済学、宇宙論まで―知の限界と可能性をめぐる深くて楽しい論理ディベート。

目次

序章 シンポジウム「知性の限界」開幕―「理性の限界」懇親会場より
第1章 言語の限界(「論理哲学論考」のパラドックス;ウィトゲンシュタインの言語ゲーム;指示の不可測性;言語理解の限界と可能性)
第2章 予測の限界(帰納法のパラドックス;ポパーの開かれた宇宙;予測の不確実性;未来予測の限界と可能性)
第3章 思考の限界(人間原理のパラドックス;ファイヤアーベントの知のアナーキズム;究極の不可知性;人間思考の限界と可能性)

著者等紹介

高橋昌一郎[タカハシショウイチロウ]
1959年生まれ。國學院大學文学部教授。専門は、論理学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

110
前著ではどちらかというと論理学系統の話を分かりやすくしてくれましたが、今回は哲学関連の話が多いように感じます。私はあまり哲学についてはわからないので、このような対談形式にしてくれるとわかったような気がします。ウィトゲンシュタイン、ポパー、ファイヤアーベントなどについて論じてくれます。特に参加者がユニークでまあ哲学者は当然としても学生、会社員、運動選手、数理経済学者まで出てくるのでびっくりです。2015/11/03

ehirano1

93
「理性の限界」の続編です。期待に違わぬ面白さ!こんなシンポに当方も参加してみたい。もちろん○○主義者としてではなく、一介のサラリーマンとしてですが。2017/11/04

mitei

79
この本を読むと人類が何を考えているかが(自分も人類の一人だけど)よくわかるような気がした。続編が出るらしいので続きもまた読んでみたい。2011/06/30

harass

70
前作「理性の限界」で取り上げなかった、哲学・科学での専門的で一般常識と異なるように見えるが、その道では常識とされる説をあげていく。ウィトゲンシュタインの言語の限界、複雑系、「人間原理」、サピアウォーフ仮説(使う言語が異なれば感覚や思考も異なる)など。知的好奇心をくすぐる刺激的な内容を読みやすく書いてあり、前作とまったく同じ脳内シンポジウム形式。難解な内容をさらっとニュアンスで説明していくのはなかなか巧みだ。個人的に前作にもでてきたがファイヤアーベントという哲学者に興味をもった。良書。2017/07/23

ehirano1

58
ファイアーベント再降臨!やっぱりどこか共感してしまうファイアーベント!彼の自伝(「暇つぶし」)を読んでみようかと本気で思い始めています。2018/02/10

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