出版社内容情報
正社員2人に1人が不安を感じている。不況だからだけではない。 ミドル社員危機。正社員中心の組織の制度疲労。個人の孤立……。 企業の本音を知る第一人者が、問題の真実を説く。
第1章 日本の雇用はなぜこうなったのか
第2章 日本の雇用対策に関する3つの不思議
第3章 この雇用不安のなかでどう働いていくのか
第4章 雇用対策の3本柱を正しく理解する
第5章 残された雇用の課題――格差、ミドル&シニア、そして派遣制度
大久保 幸夫[オオクボ ユキオ]
著・文・その他
内容説明
正社員の2人に1人が不安を感じている。景気の悪化。会社への不信。ミドル・シニア社員問題。もはや非正社員3割超なのに正社員中心の組織の制度疲労。そして働くひとりひとりの孤立…。現場を知る第一人者が語る真実。
目次
第1章 日本の雇用はなぜこうなったのか(この10年で何が起こったのか;長い歴史のなかで「いま」を考える;雇用構造の三層化と雇用調整の現実)
第2章 日本の雇用対策に関する3つの不思議(なぜ直接雇用を創り出そうとするのか;なぜ「ワークシェアリング」にこだわるのか;ほんとうに「新卒氷河期」なのか)
第3章 この雇用不安のなかでどう働いていくのか(いま企業にできること、やってはいけないこと;職場のマネジャーは何を求められているのか;じぶんのキャリア・リスクと向き合う)
第4章 雇用対策の3本柱を正しく理解する(雇用保険にできること、できないこと;職業訓練、これからの課題;雇用調整助成金、どこまでやるか)
第5章 残された雇用の課題―格差、ミドル&シニア、そして派遣制度(正規社員と非正規社員の格差問題;ミドルとシニアこそが問題だ;派遣について考えなければならないこと)
著者等紹介
大久保幸夫[オオクボユキオ]
1961年生まれ。1983年、一橋大学経済学部卒業。同年リクルート入社。人材総合サービス事業部企画室長、地域活性事業部長などを経て、1999年にリクルートワークス研究所を立ち上げ、所長に就任。専門は人材マネジメント、労働政策、キャリア論。一橋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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