集英社文庫<br> 対になる人

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集英社文庫
対になる人

  • 花村 萬月【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446821
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

はじめて彼女を殺したのはーー母親だった。
小学2年生の彼女を絶望的にまで殺し尽くしたのはーー
教諭である鈴木による性的虐待だった。
鈴木先生は6人の彼女を生みだすきっかけとなった。
17歳のときに彼女を犯し、完全に殺したのはーー
水原君と10人の仲間たちだった。
そのとき新たに2人、あるいはさらに多数の彼女が生まれた。

冬の札幌で、小説家・菱沼が出会ったのは、心に50の人格を宿す女だった。DV被害にあう女に手を差し伸べた男は、信じられないほど壮絶な彼女の過去を知ることに……。柴田錬三郎賞を受賞した作家が満身創痍で放つ、迫真の長編サイコスリラー。

【著者略歴】
花村萬月(はなむら・まんげつ)1955年、東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「百万遍」シリーズ、「私の庭」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『花折』など多数。

内容説明

札幌に引っ越してきた小説家の逸郎は、クラブで紫織と出会う。彼は紫織が多くの人格を内包する解離性同一性障害だと気づき、現れた人格に名前を付けて認識する。毅然とした「あかり」、高校生のような「さゆり」、死にたいと繰り返す「ひかり」…。壮絶な過去や、夫からのDVが明かされ、逸郎は五十もの人格との異常な日々に飲み込まれていく。圧倒的な生々しさで描かれる迫真のサイコスリラー。

著者等紹介

花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anri0912

2
50もの人格を持つ女性の話。 サイコスリラーにジャンル分けされているとの事だが狂人が登場する訳ではないので、 私が思うサイコスリラーではないなぁと言う印象。 中盤まではテンポよく読み進めていたのだが 残りあと数十ページのところでいきなりペースダウン。 会話のある部分、ある言葉がどうしても生理的に受け付けられず そのワードが出てくる度に本を読むのを中断していた感じ。 花村萬月が書く本は気持ち悪いものが多いと分かっているのに 何故か読んでしまう。不思議。2025/03/10

こけこ

2
50人格の多重人格者の話で、あまり感情移入はできなかったが、現状を垣間見れた。今までのイメージとは異なる花村作品。取材活動を基に書かれているので、その人を側で見ているようなリアリティ。2024/10/18

moonchild

0
ジャンルとしてはサイコスリラーだそうです。私には理解できない物理学は退屈でした。それと50人は多すぎる。合わない本でした。2025/02/26

マサ

0
約十年ぶりに読んだ花村萬月作品。多重人格を題材にしたサイコスリラーとあるが、別にスリラー感は無い。 もともと花村作品は好きなのだが、本作はちょっと乗れなかった。性暴力とセックスばかりで流石に胸やけする。唐突なオカルトもありついていけなかった。あとがき読んでほぼ実話だと知ってびっくりしたが、それが面白いかどうかはまた別かなという感じ。 ただ、料理と暴力の描写のリアリティは圧巻だった。2024/10/09

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