講談社現代新書<br> 幕臣たちの明治維新

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講談社現代新書
幕臣たちの明治維新

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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879316
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0221

出版社内容情報

御家人の日常生活から徳川家でなされた大リストラの実態まで、歴史の闇に埋もれた「もう一つの明治維新」を描き出す。語られなかった歴史の真相
徳川家臣団3万人はどこへ消えたか

〈賊軍〉の烙印をおされた徳川家臣団3万人はどこへ消えたのか?大リストラの実態から、失敗だらけの商人デビュー、静岡での茶畑開墾まで、語られなかった歴史の深層を明かす。

第1章 徳川家の第リストラ
第2章 激動の幕末を見た御家人
第3章 静岡藩の消滅
第4章 西南戦争と江戸っ子気質
第5章 江戸ブームの到来


安藤 優一郎[アンドウ ユウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

語られなかった歴史の真相。徳川家臣団3万人はどこへ消えたか。

目次

第1章 徳川家の大リストラ(幕臣たちの選択;帰商・帰農の道;無禄移住の実態;)
第2章 激動の幕末を見た御家人(幕臣の格差社会;大事件の現場;上野戦争)
第3章 静岡藩の消滅(静岡藩は人材の宝庫;東京に出た者たち;茶畑の開墾;静岡藩士山本政恒の自立)
第4章 西南戦争と江戸っ子気質(士族たちの不満;西郷びいきの江戸;薩長維新史への反発)
第5章 江戸ブームの到来(東京開市三百年祭の挙行;記録されていく江戸;幕臣の自分史;受け継がれていく幕臣の会)

著者等紹介

安藤優一郎[アンドウユウイチロウ]
1965年千葉県生まれ。歴史家、文学博士(早稲田大学)。NHK文化センター、東京理科大学生涯学習センター講師などを務める。日経BPセカンドステージでは、江戸散歩の連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

61
突然会社の資本が1/10になって、前のような待遇は保証できないという事態でのリストラに対し、多くの幕臣が「社長」(つまり徳川宗主)に付いて静岡に下ったというのがまず驚き。全く知らなかった話。260年の江戸時代の中で、国家運営を担った旧幕臣が行政マンとして有能なのは論を待たず、当然新政府に再雇用という道も多かったが、薩長は威張り散らすし、静岡からは裏切り者のような扱いもあったようで、メンタル的には気の毒だが、本書はその辺を比較的明るく書いている。長いスパンで特定の人物を追ったり、社会史として十分面白い。2021/04/11

おさむ

44
神田の古本まつりで購入。徳川家臣団が維新後、苦労を重ねて生き抜いたことを日記などから解き明かします。ジャーナリストや実業家になったりしていたんですね。歴史は常に勝者によって描かれる。そのことを自覚して敗者の視点を持つことがより歴史を客観的かつ冷静に見る術なんでしょう。来年は明治維新から150年ということで、政府は色々な記念行事を計画しているようですが、そうした薩長史観に反発を持つ人たちもいることを忘れてはならないと思います。2017/11/06

kawa

34
江戸幕府終焉のとき、大部分の幕臣は急激な世の流れに立ちすくみ、積極的選択に至らなかった。そんな彼らの視点からの維新史が興味深く描かれるが、言わば普通の人々の敗者目線の明治世史なので、多大な苦労はあったことが解るとしても、読みものとしてのわくわくヒヤヒヤの波乱万丈感が乏しいところはいたし方ない。尊王を利用した新政府の統治に対する生な感覚は知りたかったところだが。2025/07/07

けいこ

24
さらさら読みやすかったです。幕府が滅んだ後、幕臣達は何処へ行ったか。新政府に仕えるか、農工商へ職業を変えるか、静岡藩に減禄された旧幕府に無報酬覚悟で仕えるか。否応なしに職業を変えなければならないって、先行き不安で怖いですね・・・。いろんな本を資料として挙げていて、山川菊栄『おんな二代の記』では、西郷隆盛は西南戦争後にどうゆう政治をするつもりなのか全く分からなかったのに、市民人気が凄かったとか。新政府に対する不満がとても大きかった事が伺えます。2017/12/23

佐島楓

18
いかに学校で習う歴史が「勝者」側の視点からかがよくわかる。歴史を疑い精査することの大切さを教わった。2012/08/24

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