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目次
1 メキシコ料理って、どんな料理?(古代メキシコとヨーロッパの食文化の融合;トウモロコシのひみつ;トウガラシのひみつ;サルサのひみつ;サボテンを食べる;テキーラ村が世界遺産に)
2 メキシコの食文化(ミチョアカン州の伝統料理;オアハカ州の伝統料理;プエブラ州の伝統料理;ユカタン半島とベラクルス州の伝統料理;一日の食事;特別な日の食べ物)
3 メキシコ料理をつくってみよう!(メキシコの主食―トルティーヤ;アボカドのディップ―ワカモレ;メキシコ風スクランブルエッグ―ウェボス・ランチェロス;とり肉のモレ―ポジョ・エン・モレ・ポブラーノ)
著者等紹介
服部津貴子[ハットリツキコ]
フランス及びスイスの料理学校へ留学ののち、服部流家元に就任。現在、そのほかに家元会および服部栄養料理研究会会長、学校法人服部学園常任理事をつとめる。農林水産省林野庁の特用林産物の普及委員、国際オリーブ協会アドバイザーなどとしても活躍し、兄・服部幸應氏とともに服部学園を拠点として食育の普及活動をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
295
メキシコ料理といっても全くといっていいほど乏しいイメージしかない。タコスとトルティージャ、後は食材としてのアボガド、そしてテキーラくらいか。メキシコ料理が2010年に世界遺産に登録されていたのは私には意外だった。サルサ・ソース一つをとっても実にさまざまな種類があるようだ。また、地方料理もそれぞれかなり大きな特色がありそうだ(面積は日本の5倍近いのだから当然か)。なお、表紙写真はトリ肉のモレ。ビターチョコレートのかかった、ちょっと珍しいお料理である(本文にレシピ付き)。2024/04/01
バニラ風味
6
メキシコは16世紀にスペイン人に攻め込まれ、300年間もの間、支配されました。そして、その影響で今日のような食文化が形成されたのです。まず、メキシコはトウモロコシが主食。色々な唐辛子が生産されています。甘くないチョコレート料理もあるそうです!食べられるサボテンの葉と実もあるし、テキーラの産地。ちなみに、テキーラは、テキーラという土地で、特定の製造技術のもとで作られたもののみに与えられる名前だそうです。メキシコの伝統行事や、トルティーヤの簡単レシピなども載ってます。写真も沢山あって、見るだけでも楽しい!2013/12/19
みなみ
2
トウモロコシ、サルサ、トウガラシ等いろいろなものが紹介されている。当たり前だがひとつの国でも地域によって様々な食文化が息づいている。2017/03/14
ちーちゃん
1
20年くらい前にメキシコにひとり旅に行って、あれやこれや食べたな~、あれもこれも美味しかったな~と懐かしくページを捲った。また機会があれば行って食べたいな。民族衣装が鮮やかで綺麗。治安が悪いと聞いていたオアハカも食べ物が美味しそうだから、行ってみたいな。 大学時代の友人オススメの飲み物『オルチャータ』や、国民的(?)飲み物の『サングリア』は載っていないのね。残念。2022/12/11
ワタナベ読書愛
1
2013年刊行。食の分野で登録された無形文化遺産。2010年に伝統的メキシコ料理として登録が認められた。トウモロコシや唐辛子、チョコレート、サボテン…日本ではあまりなじみのない食材や料理法が多く、写真がふんだんに使われた大型児童書は本当にわかりやすくて助かる。タコスなどは、まるでサンドイッチのように手軽にできるものかと思ったら、なかなかどうして手間がかかる。いろんな行事や、カラフルなメキシコの雰囲気が楽しい。楽しいけど深い。異空間にまぎれこんでしまいそう。死と妖怪と生者と宇宙が同居しているよう。おもしろい2022/11/24