世の中への扉<br> ニッポンの刑事たち

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世の中への扉
ニッポンの刑事たち

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062870153
  • NDC分類 K317
  • Cコード C8036

出版社内容情報

『相棒』や『踊る大捜査線』はすっごくカッコいいけど、リアルな刑事の仕事を知ったら、刑事ドラマはもっともっとおもしろくなる!テレビドラマの『相棒』、『踊る大捜査線』、『ST 赤と白の捜査ファイル』などなど、たくさんの刑事ドラマが放送されています。きっと、楽しみにしている人も多いでしょう。

では、ドラマの登場人物ではなく、本物の刑事たちが、犯人=容疑者にたどりつくために、どんなことをしているのか、くわしく知っている人は少ないでしょう。

この本では、テレビのニュースなどで実際に起きた事件について解説している小川泰平さんが、自分が刑事だったときの経験、そして同僚の刑事たちから聞いた話をもとに、リアルな捜査活動を伝えます。

捜査一課(殺人、強盗など)、捜査二課(詐欺、汚職など)、捜査三課(盗犯)、組織対策犯罪部(銃器、薬物など)、国際捜査課(外国人犯罪)、生活安全部(少年犯罪、ストーカー犯罪など)、交通部(ひき逃げなど)と、それぞれのセクションで、犯罪者を追い詰める方法は違います。それぞれを分けて、豊富なエピソードとともに解説します。

この本を読めば、刑事ドラマやミステリー小説を、もっと違った目線で、深く楽しめること請け合いです!

はじめに
入門編その一  刑事のイロハ
入門編その二  刑事のテクニック
捜査第一課   殺人、強盗、放火、誘拐……凶悪犯罪に立ち向かう
捜査第二課   知恵と度胸で知能犯と権力犯罪を追い詰める
捜査第三課   ターゲットは「職業、泥棒」のプロたち
組織犯罪対策本部――国際捜査課  大胆すぎる外国人犯罪に網をかけろ!
組織犯罪対策本部――銃器・薬物対策課  芸能人、スポーツ選手……有名人を蝕む違法薬物の恐怖
 
生活安全部   最先端のサイバー犯罪が残した教訓
おわりに


小川 泰平[オガワ タイヘイ]
著・文・その他

内容説明

男の子がなりたい職業ランキングの上位に、かならずランクインする「刑事」。尾行や張り込みなど刑事が使うテクニックから、殺人、窃盗、汚職、薬物犯罪など、犯罪の種類によって違う捜査上の駆け引きまで、「リアルな刑事のお仕事」を、お話ししましょう。小学上級から。

目次

入門編その1 刑事のイロハ
入門編その2 刑事のテクニック
捜査第一課 殺人、強盗、放火、誘拐…凶悪犯罪に立ち向かう
捜査第二課 知恵と度胸で知能犯と権力犯罪を追い詰める
捜査第三課 ターゲットは「職業、泥棒」のプロたち
組織犯罪対策部―国際捜査課 大胆過ぎる外国人犯罪に網をかけろ!
組織犯罪対策部―薬物銃器対策課 有名人を蝕む違法薬物の恐怖
生活安全部 最先端のサイバー犯罪が残した教訓

著者等紹介

小川泰平[オガワタイヘイ]
元神奈川県警刑事。犯罪ジャーナリスト。1961年、愛媛県生まれ。1980年に神奈川県警警察官を拝命。所轄の盗犯係の刑事を振り出しに、警察本部捜査第三課、国際捜査課の刑事として、主に被疑者の取り調べを担当。警察庁刑事局刑事企画課時代には、韓国警察庁との合同捜査に参加した。知事褒賞のほか、警察局長賞、警察本部長賞などの受賞歴は500回以上。2009年12月、30年奉職した警察人生に幕を引く。執筆活動のほか、ニュースやワイドショーで事件の解説を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

111
元神奈川県警が語る刑事のリアルな仕事内容。彼のいた捜査第三課は窃盗専門であるが殺人、薬物、サイバー犯罪など各セクションでの捜査アプローチから尾行、張り込み、取り調べといった実際のテクニックなど、小学校高学年から楽しめるよう平易な表現で記載。例えばICPOに銭形警部のような権限はないとか、マジックミラー越しに声は聞こえないとか、日本人と外国人との窃盗手口の違いなど。彼はメディアやフィクションによく暁通している。趣旨が「仕事に興味を持たせる」ためなので、当然「汚職」に関しては神奈川県警の本領発揮とはならない。2024/05/23

美登利

85
文字が大きいなと思っていたらどうやら、小中学生向けの本でした。小川さんはテレビでのコメンテーターとしても活躍されています。図書館にあった本で一番新しいのがこの本だったので借りてみました。刑事物ではテレビドラマ、映画、小説も私は好きなジャンルです。もちろん誇張してストーリーが作られていて、有り得ないこともルポルタージュを読むとその違いに気づきます。大人になったら刑事になりたい!という子供達に実はこんな仕事なんだよとドラマの人物を例えに出したりとわかりやすく説明してあります。大人にも充分楽しめる本でした。2017/04/01

ゆみきーにゃ

84
《図書館》世の中への扉シリーズなので難しい言葉は使われていないのですごくわかりやすかった。元刑事さんが書かれているので実際の話が所々あり尚わかりやすい。刑事のお仕事についての入門編としてオススメ本!2020/04/25

へくとぱすかる

70
コロンボも杉下右京も現実にはいない。むしろいたら困るという理由も書いてある。小・中学生向きとはいえ、刑事の仕事をリアルに述べていて、職業案内という目的以上に興味をひかれる。日本に案外泥棒が多いのにはびっくり。大きな犯罪も、もともとは未成年のころの万引きから始まっている例が多いという。少年犯罪を防止することが、将来的に非常に重要なことだと再認識した。2019/06/10

鱒子

63
図書館本。児童書でターゲットは小学校高学年以上、フリガナが多くて読みにくいと思うのは大人であるわたしのワガママです(汗 男の子のなりたい職業ベスト10に必ず入る職業、警察官。実際はこんな職業だよと、将来を真面目に考えるのに良い本です。ドラマや小説などで、何となく知っているようで誤解しているところを訂正してくれます。大人にも面白い本です。2018/08/25

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