フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門

個数:
  • ポイントキャンペーン

フィールドワークの技法と実際―マイクロ・エスノグラフィー入門

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 00時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030040
  • NDC分類 002.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

【内容】
人間理解のもっとも有効な手段の一つであるフィールドワーク。観察・分析・解釈を経てそこから「知」を取り出すために、必要とされる技法とは何か、そして実際のフィールドで出会うものは。実際の授業で行われたフィールドワークの実習を通し、街の中にフィールドを発見し、エスノグラフィーを作り上げるまでの記録。

【目次】
第1部 フィールドワークの技法
1 フィールドワークと解釈学的アプローチ
2 フィールドワークの基本的スキル
3 フィールドワーク前期
4 フィールドワーク中・後期
5 私のフィールドワークスタイル
6 分析結果の解釈とエスノグラフィーの作成
第2部 マイクロ・エスノグラフィーの実際
7 新しいボランティア・イメージの構築
8 ある中国人5歳児の保育園スクリプト獲得過程
9 幼稚園児はどのようにして「集団」に出会っているのか
10 帰国生のアイデンティティ形成と言語
11 集団と集合状態との曖昧な境界
12 フィールドワーク・クラスをフィールドワークする
付録1 フィールドワーク・ワーカーとしての心と身体はで
    きたか・学生の語り
  2 シラバスと授業中に出された課題
 

内容説明

マイクロな眼ではじめて見えてくる世界がある。生活のなかで生きる人々の日常をフィールドとし、自分自身がツールとなってデータを集め、まったく新しい仮説を生みだすためのアプローチ…。心理学・教育学・社会学など、人を研究対象とする各分野で、人の生きている文脈ごとに理解することをめざすフィールドワークの一つの技法としてマイクロ・エスノグラフィーが注目されている。本書は、東京大学教育学部箕浦ゼミでの「フィールドワーカーとしての心と身体」をつくる授業の記録である。

目次

第1部 フィールドワークの技法(フィールドワークと解釈的アプローチ;フィールドワークの基礎的スキル;フィールドワーク前期;フィールドワーク後期―データ収集と分析の相互依存関係の展開 ほか)
第2部 マイクロ・エスノグラフィーの実際(新しいボランティア観のインパクト―ある通所施設での実践の諸相から;ある中国人5歳児の保育園スクリプト獲得過程―事例研究から見えてきたもの;幼稚園児はどのようにして「集団」に出会っているのか―差異の使われ方と規範の生成;帰国生によるハイブリッドなアイデンティティの構築―順応の言語と抵抗の言語 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶたしゃぶ

0
インタビュー研究をしたいと申し出たら、社会心理学の教授が紹介してくれた本。フィールド・ワークの方法論。実際に少しでもフィールドに入ったことがあるとすごくわかりやすい。2012/04/29

an7s

0
論文の書き方についての本をは多い中、フィールドワークについての本はなかなか目にしない。特に他に読んではいないが、フィールドワークの事を知りたいのであれば充分な入門書なのでは。2011/06/08

は。

0
なんだか最近エスノグラフィーをリサーチ手法として云々、みたいな話を耳にすることが多くなったので、引っ張り出して再読した。実際ショッパーでもするなら別だけどWeb系の効果測定だと統計学寄り。アクターネットワークも再読しようと思ったけど見当たらず。2010/12/10

show_yellow

0
学術的な書かと思いきや、おもしろい!フィールドワークを通じてじっくり観察し、新しい仮説を立て、また眺めなおし、何かを見つけ出す。ビジネスにも通じる内容。異分野を見ることで改めて気づきを得られるような本と典型だと思います。2011/01/09

志村真幸

0
 著者は心理学/教育学の研究者。主としてその分野の立場から書かれたフィールドワークの入門書。ただ、文化人類学や社会学を志す人間にとっても役立つ一冊であることはまちがいない。  編者の箕浦康子さんと、その教え子たちが主たる執筆者。前半6章のほとんどは箕浦さんが書いており、フィールドワークの心構え、目的、効果、注意点が述べられる。きわめて有用かつ刺激的。  後半は実践例の報告。幼稚園や帰国子女学級などを舞台としたもの。  マニュアル本ではないので、これ一冊読めばフィールドワークに出られるというものではない。2018/04/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/157426
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。