講談社青い鳥文庫 龍神王子（ドラゴン・プリンス）！〈１１〉

宮下 恵茉【作】/ｋａｙａ８【絵】

講談社（2017/12発売）

• サイズ B40判／ページ数 208p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062856713
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

「生まれ変わりの泉」が見つからないのはわたしのせい！？　　連日の悪夢で追いつめられた珠梨は――新しい一年がはじまった。王子たちは「初夢」の話で大盛り上がり！　でもわたしが見たのは、つらい思い出につながる夢だった。しかもそれから毎日、イヤな夢ばかり見るようになって。夢の中で、顔の見えないだれかが言う――「あなたが玉呼びの巫女なんて！」　ほんとだ。なかなか「生まれ変わりの泉」が見つからないのは、わたしのせいなんじゃないだろうか――？

＜小学上級から　すべての漢字にふりがなつき＞

おもな登場人物
これまでのお話
1　元日の朝に
2　忘れたい過去
3　初夢
4　夢のお告げ
5　おみくじの暗示
6　ゆううつな始業式
7　逃げだしたい！
8　もう、限界
9　寄り道
10　鈴の音
11　アクムとゲンム
12　誇りを持って
あとがき
ドラ☆プリファンルーム


宮下 恵茉［ミヤシタ エマ］
著・文・その他

ｋａｙａ８［カヤハチ］
著・文・その他

内容説明

お正月。王子たちは「初夢」の話で大盛り上がり！でもわたしの初夢は、つらい思い出につながる悪夢だった。夢の中で、顔の見えないだれかが言う。「玉呼びの巫女なんて。」「なに調子にのってんの？」…そんなこと、言わないで！でも、そもそも、フツーの中学生のわたしが、龍王の代替わりにかかわるなんて、無理があるんだ。もう、「玉呼びの巫女」なんてやめる！小学上級から。

著者等紹介

宮下恵茉［ミヤシタエマ］
大阪府生まれ。『ジジ　きみと歩いた』（学研プラス）で、小川未明文学賞大賞、児童文芸新人賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[優@低浮上]

過去の思い出が何回も夢に出てくるってのが辛すぎる。いらいらしちゃうのも分かるな。でも、じゅりちゃんは周りの人にめぐまれてるね。

2019/04/14

[ゆぽんぬ]

そういえば、珠梨ちゃんがメインな話ってこれまでなかったかも。主人公なのに。というわけで、この巻は楽しく読めた。自分の宿命から逃げないことを新たに決意し、がんばってきた自分に自信を持とうと思うまで。

2021/08/25

[さーちゃん]

8歳6ヶ月　ー母ー　母未読　 「青い鳥文庫大好き！食事より本が好き！」無我夢中で本を読むきっかけとなったシリーズ11作品目。母は2巻までしか読んでいないので、内容分からず。長女大好きなこちらのシリーズ、母もいつか読んで語りあいたいなぁ。

2020/09/26

[道錬]

子供らしさと大人に向けての心の成長が混ざった時期もあるのだと考える一冊だと思う。

2017/12/30