出版社内容情報
200年前に書かれた冒険ファンタジーを読みやすくテンポのいい現代語訳で。呪いを破る八犬士の出会いと友情を描く第1巻。 里見家にかけられた魔女の呪いを破るために生まれた八人の剣士。その出会いと友情、呪いとの戦いを描く、全3巻シリーズの第1巻。
剣士のひとり犬塚信乃(いぬづか・しの)は、村長の養女の浜路(はまじ)、村長の召使いをしている犬川荘助(いぬかわ・そうすけ)と親しくなる。なんと、信乃と荘助は、同じ形のあざと玉を持つ、運命の仲間だった――。
信乃は、亡き父にたくされた宝刀村雨丸を返す旅に出るが、この刀をねらう者たちによって悲劇が起こる……。
残りの仲間はいったい、どこに?
<小学上級から・すべての漢字にふりがなつき・古典>
おもな登場人物
一 女神さまから、さずかった子ども
二 同じ玉を持つ親友、信乃と荘助
三 信乃を大切に思ってくれる人
四 父の形見、宝刀村雨丸を守れ
五 塔の上での決闘
六 姫と愛犬と、八つの玉の物語
七 新しい仲間たちを見つけた
八 絶体絶命、荘助を救いだせ
九 炎に包まれ、生きるための戦い
あとがき
曲亭 馬琴[キョクテイ バキン]
原著
時海 結以[トキウミ ユイ]
著・文・その他
亜沙美[アサミ]
著・文・その他
内容説明
里見家にかけられた魔女の呪いを破るために生まれた八人の剣士。その出会いと友情、呪いとの戦いを描く、全3巻シリーズの第1巻。剣士のひとり犬塚信乃は、村長の養女の浜路、下働きをしている犬川荘助と親しくなる。なんと、信乃と荘助は、同じ形のあざと玉を持つ、運命の仲間だった。信乃は、亡き父にたくされた宝刀村雨丸を返す旅に出る。仲間は、いったいどこに?小学上級から。
著者等紹介
曲亭馬琴[キョクテイバキン]
1767年生まれ。江戸時代後期の作家。1814年から28年をかけて全98巻、106冊の『南総里見八犬伝』を完結させた。1848年没
時海結以[トキウミユイ]
長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、2003年『業多姫』(富士見書房)で作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属
亜沙美[アサミ]
大阪府生まれ。京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)ビジュアルデザインコース卒業。2001年、講談社フェーマススクールズコミックイラスト・グランプリ佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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