出版社内容情報
江戸川 乱歩[エドガワ ランポ]
著・文・その他
庭[ニワ]
著・文・その他
内容説明
名探偵・明智小五郎とともに、宿敵怪人二十面相を見事とらえた少年探偵団。小林芳雄少年率いる彼らの前に、今度は「黒い魔物」が立ちはだかる。そのばけものは男か女か性別不明。いたるところで不気味に現れ、東京じゅうを不安に陥れているのだった。そこに少年探偵団は単なるいたずらではない犯罪の匂いを嗅ぎ当てる。そして、その読みの正しかったことが次第に明らかになっていく!小学上級から。
著者等紹介
江戸川乱歩[エドガワランポ]
本名平井太郎。1894年、三重県に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒。1923年、名作「二銭銅貨」を「新青年」に発表以来、作家・評論家として日本の推理小説の発展に尽力する。1954年、推理作家の登竜門である江戸川乱歩賞を制定する。1965年没
庭[ニワ]
イラストレーター。書籍の挿画を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こゆ
9
小4、一人読み。こちらの青い鳥文庫版は初登録だけど、『10歳までに読みたい』シリーズの方で読んでいたようでトリックも覚えていたそう。現代版の装丁の江戸川乱歩は数少ないからなぁ…。母としては自分が子供の頃好きだったおどろおどろしい表紙の昭和レトロな昔の江戸川乱歩を読んでほしいんだけど、令和の子には響かないらしい(;'∀')2023/05/31
てらさか
1
どうやら二巻目だったので、前作も読まないと二十面相のことが分からない。小林君は五分刈りだけど挿絵ではふさふさの男の子。2023/04/16
はゆ
1
勤務先で人気の本。読み始め、ですます調を意外に思ったが、どんどん話に引き込まれていった。読んでいて、ふと感じる疑問について、ちゃんと説明されていたり、読者の気持ちを見越した語りがとてもうまいな〜と思いながら読んだ。2018/09/22
ピッコロ
0
江戸川乱歩は、二十面相に引き続き2作目読了。相変わらず予想に反するトリック合戦で、二十面相と明智小五郎の対決は面白かった。気球のトリックには恐れ入りました(笑)少年探偵団の活躍ぶりも見ものです。2016/02/29
tomo
0
二十面相が捕まっていなかったので、とても驚きました。2023/08/09
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