出版社内容情報
自分は特別な「何か」になることができるのだろうか?中学入試問題でも頻出の椰月美智子のデビュー作。講談社児童文学新人賞受賞作品小学6年生の鈴木さえ。友だちもいっぱいいるし、ポートボールに情熱を燃やす楽しい毎日を過ごしていたのに、突然何かがずれ始めた。頭と身体がちぐはぐで、なんだか自分が自分でないみたいな気がする。それはいきなりやってきた頭痛といっしょに、さえの気持ちを不安にさせる。大人になったら、自分は特別な「何か」になることができるのだろうか?それまでの自分とは、まったくちがってしまった自分をみつめる、さえの『十二歳』の一年間を描く。第42回講談社児童文学新人賞受賞作品。
1 ポートボール
2 頭痛
3 夏休み
4 水面の世界
5 星座の夢
6 人間離れ
7 運命
8 卒業
椰月 美智子[ヤヅキ ミチコ]
著・文・その他
またよし[マタヨシ]
著・文・その他
内容説明
鈴木さえは小学6年生。友だちもいっぱいいるし、楽しい毎日を過ごしていたのに、ある日突然、何かがずれはじめた。頭と身体がちぐはぐで、なんだか自分が自分でないみたいな気がする。―大人になったら、自分は特別な「何か」になることができるのだろうか?―「思春期」の入り口に立ったさえの日々は少しずつ変化していく。第42回講談社児童文学新人賞受賞作。小学上級から。
著者等紹介
椰月美智子[ヤズキミチコ]
1970年生まれ。2001年、『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞し’02年にデビュー。『しずかな日々』で’07年に第45回野間児童文芸賞、’08年に第23回坪田譲治文学賞をダブル受賞
またよし[マタヨシ]
1982年生まれ。油画を描いていた経験を生かし、デジタルでも色を重ねて作り上げる淡い色調を得意としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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