出版社内容情報
「ほんとうのしあわせって何?」??幸福の青い鳥を探すチルチルとミチルの旅路の物語を、江國香織の美しい新訳でおくります。メーテルリンクの戯曲『青い鳥』が発表されたのは、1908年。以来、チルチルとミチルの兄妹が「幸福の青い鳥」を探し求める旅路の物語は、100年以上にわたって世界中の人々から愛されてきました。
今回、江國香織氏に新訳をお願いし、「不思議で深遠」とも言われる『青い鳥』の世界を、子どもたちに楽しんでもらえるように訳していただきました。
挿絵は、自在な線と演出技法で幅広い世代から支持される漫画家の高野文子氏。夢と幻想の世界に誘ってくれる高野氏のイラストにもぜひご注目ください。
【あらすじ】
貧しいきこりの子、チルチルとミチルはクリスマス・イブの夜、ふしぎな妖精のおばあさんに「青い鳥を探しにいってくれ。」とたのまれました。こっそり家をぬけだして、光や水や火、パンや砂糖やミルク、犬や猫の精たちとともに幸福の青い鳥を探す旅に出ます。
おそろしいものが住む「夜の城」、二人をねらう木の精や動物たちのいる「月夜の森」、「幸福の館」、「未来の王国」へ??。
はたして二人は、青い鳥を見つけることができるでしょうか。
もくじ
はじまり
妖精の邸宅
記憶の国
夜の城
月夜の森
幸福の館
路上で
真夜中の墓地
未来の王国
お別れのとき
めざめ
訳者あとがき
モーリス・メーテルリンク[モーリス メーテルリンク]
著・文・その他
江國 香織[エクニ カオリ]
翻訳
高野 文子[タカノ フミコ]
著・文・その他
内容説明
クリスマス・イヴの夜。貧しいきこりの兄妹、チルチルとミチルは、ふしぎな妖精のおばあさんに「青い鳥を探しにいってくれ。」とたのまれました。「夜の城」「幸福の館」「未来の王国」…。光の精や、犬や猫たちとともにめぐる冒険の旅で、チルチルとミチルは青い鳥を見つけることができるでしょうか?100年の名作を、ワクワクするような新訳で!小学中級から。
著者等紹介
メーテルリンク,モーリス[メーテルリンク,モーリス]
1862年ベルギー生まれ。詩人、劇作家。1911年にノーベル文学賞を受賞。第二次大戦中、ナチス・ドイツのベルギー侵攻にあい、ポルトガルからアメリカへ渡る。戦後、フランスへ戻り、1949年ニースにて死去
江國香織[エクニカオリ]
1964年生まれ。作家、翻訳家、詩人。1991年に童話集『こうばしい日々』で産経児童出版文化賞および坪田譲治文学賞、1999年に『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞など受賞多数
高野文子[タカノフミコ]
1957年生まれ。まんが家。1982年に『絶対安全剃刀』で日本漫画家協会賞優秀賞、2003年に『黄色い本』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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