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河原町ルヴォワール

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062838627
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ルヴォワールシリーズ最終章にして最高傑作! 龍樹家当主・落花が鴨川で水死。彼女の死の謎を巡って私的裁判「双龍会」が開かれる。

「ルヴォワール」シリーズ最終章! 京都・鴨川で龍樹家当主・落花が水死体で見つかり、死の謎を巡って私的裁判・双龍会が開かれる。落花の妹・龍樹撫子は、兄・大和を姉殺しの真犯人として告発、弁護役の元恋人・城坂論語と対決することに。一方、龍樹家の龍師・御堂達也と瓶賀流は、落花の死の謎を探るうち、京都一の権力者・黄昏卿と遺伝子研究の病院との関係を掴む。双龍会で暴きだされる真相とは――?

内容説明

京都・鴨川で龍樹家当主・落花が水死体で見つかり、死の謎を巡って私的裁判・双龍会が開かれる。落花の妹・龍樹撫子は、兄・大和を姉殺しの真犯人として告発、弁護役の元恋人・城坂論語と対決することに。一方、龍樹家の龍師・御堂達也と瓶賀流は、落花の死の謎を探るうち、京都一の権力者・黄昏卿と遺伝子研究の病院との関係を掴む。双龍会で暴きだされる真相とは―?シリーズ最終章。

著者等紹介

円居挽[マドイバン]
1983年、奈良県生まれ。京都大学推理小説研究会出身。『丸太町ルヴォワール』で長篇デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オーウェン

51
ルヴォワールシリーズ4作目にして完結編。 冒頭まさかの主要人物が退場し、その犯罪の是非を巡って双龍会が行われる。 しかもそれに臨むのは撫子と論語。 敵味方に分かれてやり取りを繰り広げる。 最後にふさわしい題材であり、途中にあるちょっとしたやり取りが最後の仕掛けにすべて伏線となっている。 急にクローンの話題が出てきたときは何故と思ったが、それが双龍会のことにまで影響するというのは驚く結末。 そして恋の行方も切ないながらも貫くこと。 最初の出会いから運命だったのだと。2021/03/19

ヒロユキ

46
たった一作のなかでこうも予想を裏切り、何度も想像の斜め上を行く。まさしく「ルヴォワールシリーズ」らしい大仕掛けでした。シリーズ最終作なんだから普通なら上手くまとめにいくようなものなのに、一番めちゃくちゃにしてくるんだから面白い(笑)あくまでも「アデュー」ではなく「オ・ルヴォワール」、個性豊かなキャラクターたちとまた逢えるのを楽しみにしたい。2014/03/07

亮人

26
落花の死という衝撃的なプロローグで幕を開けた《ルヴォワール》四部作の最終巻。黄昏卿の現実改変能力というジョーカーを巧みに利用した構成のトリックで、まんまと出し抜かれました。既刊からお馴染みの「双鴉の計」をここでも再登場させるのだが、見事に決める超絶技巧。お見事!キャラクタたちも冴えてるし、これで終わらせるのはモッタイナイ!!当初の構想の全十部作で全然よかったのに!とりあえず、大傑作の完結ありがとうございました!!adieu!!2014/07/03

ren5000

25
ルヴォワールシリーズがついに完結してしまった。いきなり落花が死んでしまうところから始まるのはさすがに完結編でした。でも登場人物と同じようにまさか落花が死ぬはずもないと思って読み進めました。そして見事にくるくる話が転がって…面白かった。あとがきで全十部作と書いてありましたがそれでもよかったんじゃない?(笑)また会える日までオ・ルヴォワールですね。2014/07/19

miroku

23
思えばとんでもない世界観だ……。天才たちの宴のシメはやはりあの人。そして、ボーイミーツガール再び。大満足のフィナーレだった。2014/11/05

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