出版社内容情報
愛の成就の犠牲として、ゲームマスター戦人は、主を、母を、自らを殺させる。愛以外は全て等しく――真実さえも無価値なのだから。「受け入れよ。これが、家具の身でありながらニンゲンと結ばれようと願う、身の程知らずに課せられる必定の試験なのである」
譲治と紗音、嘉音と朱志香、そしてベアトリーチェと戦人。幸せになれるのは一組だけ。一対の悪魔は高らかに笑い、愛の覚悟を彼らに問う。その答えとして、譲治は母親・絵羽を手にかけた。次は朱志香がその覚悟を見せる番――。
魔術師・戦人の采配で、もっとも残酷な第六のゲームが進む。愛を憎む古戸ヱリカの鋭き刃が心臓を捉えているとも知らず。
竜騎士07[リュウキシゼロナナ]
著・文・その他
KEIYA[ケイヤ]
著・文・その他
ともひ[トモヒ]
著・文・その他
内容説明
愛する者と結ばれるためには、誰かを殺さなければならない―ゼパルとフルフルが課した試練を、カップルたちは乗り越えられるのか!?一方、戦人の構築した謎に挑む古戸ヱリカは、自ら探偵宣言を放棄。ロジックエラーを狙うヱリカに、戦人は正面から立ち向かって行く―。ベアトのゲームの核心に迫る第6の物語、完結!!
著者等紹介
竜騎士07[リュウキシゼロナナ]
1973年生まれ。同人ゲーム作家の他、小説家、原画家など様々な活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
74
ついに結婚式が行われましたがペアは・・・。今回最後の赤で示されたエリカ加えても17名って事は・・・。2018/11/05
END
18
本当にベルン、ラムダ、ヱリカの嗜虐性が強すぎる。途中読んでて、しんどくなる程。ベルンに関してはあの後何があったらこんなにひねくれた存在になってしまうのかが謎です。そして、ヱリカの「探偵権限」を持たない故の確実な「死亡確認」も反吐が出そうなまでの手だった。でも、悪役らしい悪役ってやっぱり重要。当初の悪役のベアト登場が主人公へと昇格出来たのは、完全に彼女たちのおかげだしね。今回一番の鍵は「嘉音」。↓2016/01/08
Yobata
13
愛の試練によって第一の夜が始まる。あえて探偵宣言をせずに戦人を負かし、叩き伏せようとするヱリカ。そのヱリカの残忍な手により絡めとられてしまう戦人をベアトは救出できるのか…?下巻も愛憎紙一重の話から。明日夢に対する霧江の嫉妬に夏妃の愛故の苦しみ。特に明日夢,霧江で思ったが女は黒いな…愛に狂うとはこのことか?第一の夜が完成し探偵宣言しないヱリカが手応えないから宣言解放と封印を許すとは…確かに戦人は奢ってたな。魔女はどこまでいっても魔女、かなり醜悪だったね。その封印を利用しロジックエラーを引き起こす作戦に→2015/03/22
寒っ!!
8
元々幻想的な部分は信用が置けないのだろうけど,そうではない部分も同様ということなのかな。7で終わりと思っていたら8もあると知ってちょっとびっくり。2019/10/24
☆りはこ☆
7
ええー?なんかはちゃめちゃ。折角面白かったのに、違和感を感じた。すごく。2016/05/05
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