出版社内容情報
がん、高血圧、糖尿病……遺伝子診断による早期予防でこれからの病気は半減できる。いま医学の世界で注目されている遺伝子診断の入門書。
内容説明
がん、高血圧、糖尿病…これらの病気の発症は、生まれながらにもつ個人の遺伝子やDNAによって決められているのか。ヒトゲノム計画によって解析が進むわれわれの生命設計図。この設計図に書き込まれた遺伝情報を調べることによって、将来起こりうる病気を予知・予防しようとする試みが遺伝子診断である。病気や治療について、これまでの常識を大きく覆す遺伝子医療の世界を、がん遺伝子研究の権威である著者が平易に解説する。
目次
第1章 遺伝子とゲノム―「生命の設計図」の神秘
第2章 病気と遺伝子―「生命の設計図」にできた傷
第3章 がん遺伝子とがん抑制遺伝子―がん細胞はなぜできるのか
第4章 遺伝子診断の可能性―いま遺伝子で何がわかるか
第5章 遺伝子診断は諸刃の刃か―「予知・予防」医療社会への課題
-
- 洋書
- P'TIT PROLO