出版社内容情報
西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他
竹[タケ]
著・文・その他
内容説明
姉・七実との死闘を経て、名実共に日本最強となった七花と、伝説の変体刀を七本まで蒐集した奇策士・とがめは江戸の奥地に広がる人外魔境の異界・不要湖へと足を踏み入れる。“敵”か、“味方”か!?―とがめたちを揺さぶる監察所総監督・否定姫と、配下の元忍者・左右田右衛門左衛門!そして、残すところ四人!真庭忍軍の次の一手とは―!?刀語は後半戦に突入!目まぐるしく動く因縁の物語!刀語、第八話の対戦相手は、不要湖を守護する日和号。
著者等紹介
西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とら
57
ついに舞台は江戸へ。と言っても江戸で戦闘をするわけではなくて、まあいつもの奇策を考えるだとか、刀の所有者の生い立ちやらを確認するためにいるだけである。江戸が戦闘の舞台になるのはおそらく最終決戦だろう。いや、違うかもしれないけど。なんか刀語って、基本的には一巻ごとの流れって一緒なんだよね。いや一緒になるのは仕方ないのだろうけど、それでも飽きないのも事実。意表を突かれる所が一か所はあるからなのか。やはり読者を楽しませるために工夫を凝らしている。でも今回の刀と敵の倒し方は流石に無理があるだろwとも思った。続く!2013/04/24
雪風のねこ@(=´ω`=)
50
姉殺しを成した次の巻に無機質な自動人形を持ってくる辺りが憎い演出と言える。刀として生きる事。人として生きる事。強さを求める事は自己を殺す事なのか。多くのジレンマに囚われつつ、成長していく七花。なかなかの見所である。そして否定姫と殲滅させられた忍びの生き残りの秘密が徐々に明かされていく。2015/11/30
nanasi
30
読了。記録忘れ。2014/09/01
佐島楓
20
今回の刀のオチは、予想がつくものでした。この時代にこんなテクノロジーがあったのかという野暮なことは申しません。七花ととがめの距離は近いようで実は遠いのかも、なんてことを考えてしまいました。2014/04/03
りさ
19
ふむふむ、なるほど。今回のとがめさんの奇策は読んでてわかっちゃった。それよりも今後どうなるのか気になる感じになってきた!あと、4冊、あまり間を開けずに行くとします。2014/01/13