出版社内容情報
初恋のタイムカプセルに入っていたのは? おじいちゃんが50年ぶりにひらいた初恋のタイムカプセル、少年の元に10年まえのおとうさんから届いた手紙。それらに導かれて、少年は大人への階段を上る。
内容説明
将也は目覚まし時計を五時十五分にセットした。おじいちゃんの五十年まえのタイムカプセルを開けるために。
著者等紹介
池田敏秀[イケダトシヒデ]
1948年千葉県市原市生まれ。1973年慶應義塾大学大学院修了。1973年資生堂入社、資生堂研究所スキンケア研究部長、執行役員商品開発担当などをへて2009年退社。現在は、財団法人青少年問題研究会評議員、国際協会NGO「IV‐JAPAN」副代表理事を務める。70畝の田畑を耕す農家の主でもあり、米のほか、各種の野菜や果物を裁培している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
3
2×2のストーリーが並行して進むような感じを受けて、だんだんと繋がっていくことで、ストーリーの深みが増していると思う。子供のころの思い出、タイムカプセル。実際にモノが存在すれば尚更のこと、なくても、タイムカプセルの意義がある。子供の素直さ・残酷さどもありながら、時間を経ることでそれを昇華することができるのがヒトの持つ強さかもしれないな。ちょうど、今日は娘の成人式で、小学校時代のタイムカプセルをあけたようだ。娘は、何を書いたか覚えていると言っていたが・・・(^^)2012/01/08
みやすこ
1
★★★★☆2023/07/23
モネ
1
すごいよかったです。おじいちゃんの子供の頃の話や主人公の小学生の男の子の話、おじいちゃんが小学生だった頃とても大切に思っていた女の子と50年ぶりに再会する話など読んでてうるっとしました。2015/07/23
チタカアオイ
0
【図書館】2015/06/18