出版社内容情報
封印された真実が解き明かされた時、太古の風の精が吹き荒れる!
魂を揺さぶる感動のラスト、シリーズ最終巻!
人と人でないものが共に住める「風の館」を狙い、得体の知れない闇が襲いかかる。共存か、対決か――。館と愛する人たちを守るために、洵は最後の戦いに挑む!
あさの あつこ[アサノ アツコ]
著・文・その他
百瀬 ヨシユキ[モモセ ヨシユキ]
著・文・その他
内容説明
人と人でないものが共に住める「風の館」を狙い、得体の知れない闇が襲いかかる。共存か、対決か―。館と愛する人たちを守るために、洵は最後の戦いに挑む!シリーズ最終巻。小学上級から。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学卒業。1991年、『ほたる館物語』でデビュー。『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞受賞。『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞受賞。岡山県在住
百瀬ヨシユキ[モモセヨシユキ]
1953年、東京都生まれ。高畑勲監督作品『火垂るの墓』(1988年)でのレイアウト・作監補佐を機に、スタジオジブリへ。以降、『おもひでぽろぽろ』(1991年)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)で絵コンテ作画を担当。『ホーホケキョとなりの山田くん』(1999年)では演出として新たな映像表現を作り上げ、『ギブリーズepisode2』(2002年)で劇場作品初監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りん
7
児童文学侮ることなかれ。3巻終盤から4巻ラストまでトイレに行くのも惜しいくらい夢中になってしまった。これ、アニメとかドラマとか映画とかじゃなくて舞台で見てみたいな。2017/01/19
バニラ風味
5
なんか表紙が恐怖物語みたいな感じになっているような…(汗)館をおびやかすものが、何なのか知りたくて、一気読み。…したのですが、これが敵の正体だったのかと知って…、正直、拍子抜けしてしまいました。こんな風にちょっと違和感を持ったのは私だけでしょうか。でも、館を守るために、一歩を踏み出し、結果、みんながそれぞれの新しい道を歩むことになったのは、ハッピーエンドとは言えなくても、おおいに意義のあることでしょう。大人が読むのと、子供が読むのとでは、感想が全く違うものになるのかも。2013/08/06
mizuki
3
三巻まで、謎がどんどん深まっていくから、まだあと少し続くのかと思ったら、これで終わりだった! なんか、釈然としない部分もあるような気もしますが……。続編とかを狙っているわけでは……!? 小学校中学年くらいかな? 高学年だと、物足りないんじゃあないかな?2015/05/31
二藍
2
ついに最終巻。風が重要なファクターになってるところとか、ちょっとNO.6っぽいっていうのは思った。当たり前のようなことを言ってるだけなのに、でも、それを書くか書かないかでは大きく違う。親子の間でも、友達の間でも、生きる者死ぬ者、人間とそうでないものの間でさえ。叫ぶこと、それを聞き取ろうとすることをしなければ駄目なのだ。洵ちゃんも千夏くんも、最後まで戦い抜いてえらかった。琴音さんはさすがで、あれだけのことがあったのに駅まで見送りに来てくれたところなんかすごくうるっとした。風の館は、きっとまた生まれ変わる。2013/09/01
しお
2
図書館。終盤がドラクエ7でみたような設定だった。描写が少なくて何が起きてるのか殆ど分からなかったのだけど自分の読解力の問題だと思いたい。あと児童が読んだ感想が知りたい。2010/10/11
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