講談社の翻訳絵本 ねこってこんなふう？

ウェンツェル，ブレンダン【作】〈Ｗｅｎｚｅｌ，Ｂｒｅｎｄａｎ〉/石津 ちひろ【訳】

講談社（2016/09発売）

• サイズ A4判／ページ数 40p／高さ 24X29cm
• 商品コード 9784062830980
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

動物から見たらねこはどう見えるの？　犬、ネズミ、キツネ、ハチ、ヘビから見たら、こんなに違う！　アメリカで話題の科学絵本。こどもも　いぬも　きつねも　きんぎょも　ねずみも　はちも　とりも　のみも　へびも　スカンクも　みみずも　こうもりも　みんな　ねこの　ことを　ようく　しっている。ねこも　みんなの　ことを　ようく　しっている。おんなじ　ねこでも　ちがって　みえる！
動物の見ている世界をイラストで伝える科学絵本。

ブレンダン・ウェンツェル［ブレンダン ウェンツェル］

石津 ちひろ［イシヅ チヒロ］

内容説明

子どもがねこを見たら？ねずみがねこを見たら？スカンクがねこを見たら？鳥がねこを見たら？こうもりがねこを見たら？へびがねこを見たら？同じねこでも、違って見える！世界の多様性を新たな視点で伝える、アメリカ発の新定番絵本。

著者等紹介

ウェンツェル，ブレンダン［ウェンツェル，ブレンダン］ ［Ｗｅｎｚｅｌ，Ｂｒｅｎｄａｎ］
米ニューヨーク・ブルックリン在住のイラストレーター。プラット・インスティテュート美術大学卒。動物のイラスト作品を多く手がけ、児童書やアニメ、雑誌などで活躍。自然保護運動にも熱心に取り組んでいる

石津ちひろ［イシズチヒロ］
１９５３年、愛媛県に生まれる。早稲田大学文学部仏文科卒業。３年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家に。『なぞなぞのたび』（フレーベル館）で１９９９年にボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』（講談社）で２００１年に日本絵本賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[馨]

絵本ですがとても勉強になりました！犬から見た猫、ねずみから見た猫、子供から見た猫、金魚から見た猫などなど、ほかの動物から見たら猫が脅威でもあり不思議な生き物でもあり大きくも小さくもあるなんて日ごろ考えたこともなかったので視野が広がりました。猫から見た猫も、びっくりです。

2016/11/03

[sin]

いろいろな生き物たちから見た猫の姿はどういったものだろう？見てとる感覚器官の違う昆虫や動物たちも現れて想像の幅を拡げます。そしてきっとこの本に触れた子供たちひとりひとりも違った猫を思い浮かべるに違いありません。ほらあなたもこう尋ねたくなるでしょう「きみのねこってどんなふう？」あ、でも間違っても脚がタコで、手が蛇ってことはありませんから！あしからず(笑)

2016/11/28

[♪みどりpiyopiyo♪]

ながい しっぽを ぴんと たて　ねこは きょうも とことこ あるく　■とっても楽しい絵本を読みました。ちいさな読者に世界の見方と見え方を教えてくれます。■こどもも いぬも きつねも きんぎょも、みんな ねこの ことを ようく 知ってる。ねこも みんなの ことを ようく 知ってる。おんなじ ねこでも ちがって みえる！ 　前後の見返しや池谷裕二さんの言葉も楽し♪　「環世界」か。■世界の多面性を新たな視点で楽しく伝える科学絵本なのでした ( ' ᵕ ' ) （2016年。2017年コルデコット賞オナー賞受賞）

2018/12/14

[Natsuki]

同じねこでも見る側の動物によって、こんなにも見え方が変わるのかという驚きと発見に満ちた絵本。視点と視覚はもちろんのこと、時には心理的な要素も多分に影響しているのかもしれない。

2018/02/01

[yomineko＠ヴィタリにゃん]

目線を変えると、みんな違って見える。同じ猫でも見る者によって違う。深い意味のある作品。

2024/04/06