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内容説明
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グローバリゼーションがますます進展し、21世紀の最重要産業に位置付けられる医薬品業界は激動の時代を迎えています。本書は、「薬」の開発にしのぎをけずる医薬品業界の現状から、大手製薬メーカーの特徴、法律と規制、業界のトレンドなど役立つ情報をわかりやすく解説した業界入門書です。日本の医薬品産業から、国内外で進むM&A、動き始めた中国の医薬品市場の今後など、業界人、就職、転職に役立つ情報が満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Emkay
13
国内外の企業動向、業界の仕組み、そもそもの組織構成、製薬プロセス等々、参考書形式の総花的内容。とても分かりやすく、内容がさくさく頭に入る。研究開発費をがんがん費やしてやっとこさ創薬しても、いつか特許が切れる。それに、創薬といっても、既存の薬をちょこっといじっただけだと特許期間も短い。特許が切れたらがくっと売上が落ちる。製薬業がいかに足が長くて難しい業態なのかよく分かった。そもそも、身体に異物を入れるわけだから、簡単に商品化できない。ビルゲイツがワクチン開発のためにNGOをつくるのもうなずける。2020/05/08
shu_reading
2
★★★★医薬品業界について学ぶ良い機会となった。日本の技術の高さに反し、規模の差で海外に劣るのはどの業界にもあてはまる世界なんだなと思う。 医療費の抑制と今後の製薬開発等理解出来たのは良かった。2020/07/23
まいまい
1
事前知識が欲しくて読んだ。おかげで新しい仕事のキャッチアップは問題なし。しばらく業界を離れていたけれど、統合や特許、法整備など情報を頭に入れることができたので助かっている。2020/09/30
しゅら
1
第5版買ったすぐ後に6が出たので図書館に借りた。★★★★2020/07/22
みーけあ
0
情報としては今読むには少し古いところもあったが、全体として医薬品業界のトレンドは掴めたと思う。各製薬企業の成り立ちは非常に興味深かった。医薬品開発は、天然由来の新薬が尽き始めていたり、プロモーションの規制により非常に厳しい状況であることがわかった。基礎知識もたくさん載っていたが、一回では記憶しきることはできなかったため、改めて読もうと思う。2023/02/24