内容説明
ノマは、きょうダンボールできしゃをつくることにしました。ぶひんをかいて、はさみできって、くみたてます。うまくできるかな?考えて、工夫して、作りだす…シンプルでいて、すべての学びの基本を描いた韓国の美しい絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケニオミ
11
まだ小さいのにダンボールで機関車をつくる男の子のお話です。ちゃんと本物の機関車に似たものをつくろうとする姿勢に感動しました。「部屋が散らかるからそんなもん作っちゃだめよ」なんて野暮なことを言わないお母さんがいいですね。現実、発明家なんて、部屋は物で溢れている人が多いですからね。2015/11/17
いろ
11
少年ノマがダンボールで汽車を作る過程を描いたお話。まず鉛筆で下書き~分からない事を母親に聞いたり本で調べたり~ハサミで切って~試行錯誤しながら組み立て…完成!ノマが作った汽車はびっくりするくらい立派だけど,それ以上に,作る工程,努力がもっともっと輝いている☆ 難しくてなかなかうまく行かなくても「今日は汽車を作る。」と決めてるから,根気強く頑張る姿,…5歳男児にはあまり響いてないみたいだけど^^;「汽車を作る」話自体は楽しんでいたのでよし。息子はレゴやLaQ等で満足らしいw 最後の「おうちの方へ。」も必読。2013/06/25
魚京童!
10
エンジニアだよなー。2016/02/01
遠い日
8
根気よく、ダンボールで汽車を作るノマ。本で調べて、実際の形に忠実に作ろうと工夫、努力。途中のおかあさんとの会話もいい。立派にできた汽車に、誇らしげなノマ。安らかで健気な子どものある日の情景。それが、あとがきを読んで、とんでもなく切実な願いがこめられていることを知って、一層この物語に輝きを感じた。作者ヒョン ドクの生涯を思うとき、不思議な感慨を覚える。2013/09/09
あんみつ
8
工作が大好きな息子に。案の定、読み終わったあとにダンボールで一生懸命何か作っていました。(4歳3ヶ月)2013/03/25
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