内容説明
ノマは、きょうダンボールできしゃをつくることにしました。ぶひんをかいて、はさみできって、くみたてます。うまくできるかな?考えて、工夫して、作りだす…シンプルでいて、すべての学びの基本を描いた韓国の美しい絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
218
韓国の絵本。ヒョン ドク・文、チョウ ミエ・絵。ノマ(推定4歳児くらいの男の子)が一人でダンボール製の機関車を作る過程を描いた。したがって、お話というほどのものはない。絵は背景を描かず、ノマとその制作物だけを徹底したリアリズムで描写する。ノマやおかあさんの雰囲気は見事に韓国風。ただ絵本としては絵が出来すぎていて、想像の余地が入り込む隙がないかも知れない。そういう意味では、ヘタウマ系とは逆だ。また、ノマが天才児だとしても、いくらなんでも機関車の出来が良すぎるのではないか。その意味でもリアリティを欠くか。2025/07/07
ケニオミ
12
まだ小さいのにダンボールで機関車をつくる男の子のお話です。ちゃんと本物の機関車に似たものをつくろうとする姿勢に感動しました。「部屋が散らかるからそんなもん作っちゃだめよ」なんて野暮なことを言わないお母さんがいいですね。現実、発明家なんて、部屋は物で溢れている人が多いですからね。2015/11/17
いろ
12
少年ノマがダンボールで汽車を作る過程を描いたお話。まず鉛筆で下書き~分からない事を母親に聞いたり本で調べたり~ハサミで切って~試行錯誤しながら組み立て…完成!ノマが作った汽車はびっくりするくらい立派だけど,それ以上に,作る工程,努力がもっともっと輝いている☆ 難しくてなかなかうまく行かなくても「今日は汽車を作る。」と決めてるから,根気強く頑張る姿,…5歳男児にはあまり響いてないみたいだけど^^;「汽車を作る」話自体は楽しんでいたのでよし。息子はレゴやLaQ等で満足らしいw 最後の「おうちの方へ。」も必読。2013/06/25
魚京童!
11
エンジニアだよなー。2016/02/01
あんみつ
9
工作が大好きな息子に。案の定、読み終わったあとにダンボールで一生懸命何か作っていました。(4歳3ヶ月)2013/03/25